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おっぱいと東京  作者: まんまるムーン
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「俺、夕飯まだなんだけどさ、よかったら一緒にラーメン食べに行かない?」


僕たちは近くのラーメン屋に入った。


昔から僕はラーメンが大好きで、加奈ともよくこの店に行った。


しかし結婚後しばらくして少し太ったら、加奈からデブ活禁止令が出て、ラーメン屋には行きづらくなった。


…今日は怒らないんだな。


「楽しかった、同窓会?」


「うん。まあ…」


「そっか。」


別居中の身であまり聞くのもアレかな、と思って詮索はしなかった。


本当は男関係がすごく気になったけど…。


「あのね…」


加奈は急に食べるのを止めて話し出した。


「高校の時、いつも一緒にいたグループの子達、仲直りしたんだ! って言っても、別にケンカしてたわけじゃ無いんだけど、勘違いとかあって…疎遠になってたの。」


「そっか。良かったね!」


「うん。」




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