表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっぱいと東京  作者: まんまるムーン
13/161

14



 加奈は隅の方にちょこんと座って、ただニコニコみんなの話を聞いているだけだった。


「いや、マジで! 俺見たんスから!」


この飲み会を企画してくれた不動産会社の武本君は、自分が担当した事故物件の話をして女の子たちを怖がらせていた。


加奈は怖がる態度を見せつつも、空いた皿をまとめたり、店員が持ってきた料理を取り分けたり、テキパキと動いていた。


僕はその時、めずらしく飲みすぎてしまって、みんなの話が頭に入ってこなかった。


ボーっとうつろな目でただみんなを見ていると、無口だけど気配り上手な加奈の姿がやたら印象深かったのを覚えている。


 途中、トイレに立って戻ってくると、席替えされていた。


空いている席を探して座ると、隣が加奈だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ