表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
おっぱいと東京  作者: まんまるムーン
128/161

128



雅彦はあんな父親でも私の親だからって大事にしてくれていた。


それなのに私は雅彦の事を外ヅラだけって言った。


同級生たちの事も理由も聞かず恨んでいたり、元カレと浮気願望抱いていたり、ほんと最悪じゃん! 


私が一番クソ野郎だったよ! 


急に涙が止まらなくなった。


通りすがりの人たちが私を見てギョッとしている。


今になって、雅彦がどれだけ私を大事にしてくれていたか、そして私がどれだけ雅彦の事を痛めつけていたのかに気付いた。


もっと他にやり方があったはず。


もう少しうまくできてたはず。


いや、出来なかったよ。


雅彦が私を察してくれるのを待っていただけで、お互い理解し合おうという努力すらしなかったんだから…。


雅彦と出会ってからの事が頭の中を駆け巡った。


胸が痛くて堪らない。


雅彦に会いたい。


会いたいよ…。


気づいたら、雅彦の事務所のあるマンションの前に来ていた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ