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おっぱいと東京  作者: まんまるムーン
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 久しぶりに会う同級生は、名前はおろか、顔すらも思い出せない人も少なくなかった。


大部分が老けたなという印象だった。


きっと昔を知っているから余計にそう思えるのかもしれない。


昔と変わらないねって言われる為には、きっと昔のままじゃダメで、今の方が輝いてないと変わらないねと言われない。


私は今日ここへ来て、それを学んだ。


中には高校時代よりも垢抜けた人もいたけど、雅彦のファーストキスの相手・浜辺よりキレイで垢抜けた人はいなかった。


何でこんな時にあの女の事を思い出すのだろう…。


イライラする。


どうせ雅彦も同窓会であの女とイチャイチャしてたのだろう…。


モヤモヤした気持ちを抱えてやけ酒を飲んでいたら、同じクラスで仲の良かった女子たちが寄ってきた。



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