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魔女っ子おじさん、日常を往く!  作者: 日浦あやせ
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09  番頭さんの秘密

09  番頭さんの秘密




 得南渡との抗争も続く日々の、ある休日。俺は清流の湯で平和な一日を過ごしていた。

 仕事に加え、得南渡が度々命会橋で騒動を起こす。その都度、鎮圧の為に呼び出されるのだ。俺は心身ともに疲れており、休日はゆっくり休むだけの日が増えた。清流の湯へ通う頻度も上がった。

 今日も例外ではない。清流の湯で、いつもどおり湯船に浸かっている。肩まで熱いお湯の温度がじわりと染み渡り、癒される。疲れも気苦労も溶けて消えるような気分だ。

 しばらく湯船でじっとしていると、今度はサウナにでも入ろうか、という気分になってくる。だが、そこでふと思い出す。今日はほんまぐろも清流の湯についてきている。そして、今はサウナに入っている。

 せっかく穏やかな湯浴みを楽しんでいるのだ。ほんまぐろがいては、きっとやかましくなってしまう。できれば、折角の銭湯でほんまぐろと一緒の空間にいるのは避けたい。

 そこで俺は、清流の湯にある二つ目のサウナ、塩サウナの方へ向かうことにした。身体に刷り込む塩が置いてあること、塩を流すお湯があること、部屋が小さいこと以外は普通のサウナと同じ。俺の要求は十分達成できる。

 さっそく塩サウナに向かう。入り口は重たい円形の開き戸になっており、窯か何かの中に入るような気分になる。これを開くと、中はすぐに塩サウナだ。

 入室すると、そこには先客がいた。入れ墨を施した男が三人。恐らく、鬼羅商会の人間だ。

「圭吾さんやありませんか、おつかれさんどす!」

 真っ先に、体格の良い男が挨拶をする。続けて、他の男二人も俺に挨拶。どうやら、俺のことは鬼羅商会の人間にも随分知れ渡っているらしい。見るからに、三人共が若い。となると末端の組員のはず。そこまで俺の顔が割れているのには驚いてしまう。

「そんな改まらないでくれ。俺はサウナに入りたいだけなんだから」

「そうですか、そんならお言葉に甘えて。失礼させていただきやす」

 体格の良い男が両手を膝につけ、深々と腰から曲げて礼をする。他の男二人も動きを真似する。様子から察するに、この体格の良い男が兄貴分といったところだろう。

「そんで兄貴、ブツはいつ届くんです?」

 男の一人が、待ちきれないといった様子で声を上げる。

「まあ説明ぐらい待てえや。いつもどおり配送のトラックに紛れ込ませてもろうとる。色の違うパレットに乗っとるはずや。さっきも言うたが、中身の確認だけは欠かすなよ」

「へい、わかっとります」

「あともう一つ、お客に迷惑かけたらあかんど。信用でやっとるもんやからの。カタギの商売邪魔しよったとあっちゃあ、親に向ける顔もあらへんようなるで。わかったかい」

「へい」

 男たちが、何やら不穏な会話を続けている。話題に上がったブツというものが気になる。何か、違法なものの話だろう。

「なあ、君たちは何の話をしているんだ」

 俺はつい、詮索するように声をかけてしまう。

「はあっ、申し訳ありゃせん! 気が回らんで、説明もちゃんとせんで無粋な話をお耳に入れさしてもうたようで」

「いや、それはいいんだ。ブツというのは、何か危険な物の話か?」

 何か、有害な取引であれば、たとえ身内でも見逃すわけにはいかない。そこで俺は問い掛けた。すると体格の良い男は困ったような表情を浮かべ、頭を掻く。

「へえ。そりゃあ、危険ちゃあ危険です。チャカから手榴弾から、得南渡との抗争に備えて一息に仕入れたんですわ。山ほどあるんで、日頃取引の時にゃあ懇意にさせてもろうとる、清流の湯に協力してもろうて、配送に紛れ込ませて命会橋まで運んでくる算段なんです」

「なるほど」

 説明を受けて、おおよその事情を察することができた。つまり、清流の湯は日頃から、鬼羅商会の取引を手引しているのだ。今日もその一環。そして、今日は得南渡との抗争に備えて危険物が大量に仕入れられる。仕事量の分散や周囲への警戒の意味もあって、三人で仕入れ作業をするのだろう。

 危険物じゃどう言おうと危険物だ。しかし、事情を考えれば仕方のない仕入れだ。抗争ともなれば武力がものを言う。そこで手を抜けば、死ぬのは命会橋の人間だ。違法行為とはいえ、ここは見逃すことにする。



 その後、すぐに鬼羅商会の男三人は塩サウナから出ていった。恐らく、武器の仕入れの為だろう。俺は一人でサウナの熱を堪能した。十分な汗を流した頃には、半時間ほど経過していた。別室で蒸されたほんまぐろを回収し、汗を流して風呂を上がる。

 着替えも済ませて、ロビーに向かう。すると、途中で複数の段ボール箱が積まれているのを見かける。そのすぐ側には、塩サウナで見かけた男三人の姿。そして、もう一人の年配の男。服装や態度から察するに、年配の男の方も鬼羅商会に関わっている人間だろう。そして、積まれた段ボール箱は、恐らく武器の類。

「せやから、ワシに渡しゃあエエようにしたるっちゅうとるんじゃ」

 年配の男が声を張り上げる。何か揉めている様子で、大柄の男の方も大きな声で言い返す。

「そら無いですよ、兄貴。今度の仕入れは、自分だけやないんです。こいつらがリスク犯してくれたから出来たことなんですわ。いくら兄貴の頼みでしても、手柄譲ることはできません」

 どうやら、武器の仕入れの手柄について揉めている様子。会話から察するに、年配の男の方が手柄を横取りしようとしているのだろう。

「まあ落ち着け、なあ? 手柄言うんやったら、尚更ワシに任せときゃええんじゃあ。お前らがどんだけ手柄立てたっちゅうても、所詮下っ端の手柄や。自慢できる相手も、名前の通りも下っ端止まりや。けどな、俺の手柄となったら幹部の兄貴らの耳にも届く。お前らの頑張りも、それでようやっと報われるっちゅうもんやろ。違うか?」

「何を言うんですか兄貴。幹部の耳に届くんは兄貴の手柄であって、俺らは所詮金魚のフンでしょう。そら筋が通らんっちゅうもんですわ。そもそも、兄貴はリスクがでかいからっちゅうて、今回の仕入れに手ぇつけとらんでしょう。そのリスクは自分らが背負ってるんです」

 案の定、手柄の取り合いだった。話を聞く限りは、大柄の男の方に分がある。とはいえ、俺は部外者だ。事情も詳しく知らず、こういった話に立ち入るのは良くない。様子を傍観させてもらう。

「兄貴、もうええんです! 自分らは手柄の為にやったことやない思うてます。鬼羅商会の、命会橋の将来の為を思うてこそのことです。誰の手柄かなんて気にしとりません!」

 大柄の男の側に控える男の一人が、会話に入り込む。この言葉に、大柄の男は顔を顰めて反論する。

「おどれ、何言うとるか分かっとんのかい。今回だけやないぞ。いっぺん下げた頭は二度と上がらんのや。ここで傅いたら、将来永劫兄貴のええように利用されるぞ、ええ? いいようにつこうてくれっちゅうことなんじゃ。分かったかい!」

「は、はい! 出過ぎたこと言いました!」

 男は頭を下げて詫びる。だが、この様子が年配の男は気に入らない様子。

「おうおう、どこの誰を諸悪の根源みたいに言うてくれるんじゃい、ええ? ワシはお前らのエエようにしたるっちゅうとるんじゃ。それを手柄欲しさに弟分虐めとるような言い方しおって。どこでそないなでかい口学んできたんじゃい!」

「兄貴のお陰ですわ! 今日という今日は勘弁できませんわ!」

 ついに二人の男は怒鳴りつつ、互いの服を掴んで取っ組み合う。騒ぎに気付いた一般の客が驚き、怯え、二人を避けて離れていく。往来のど真ん中で喧嘩が始まったものだから、通れずに困る客までいる。次第に人集りができていく。

さて、どうしようか、と俺は様子を見守る。だが、喧嘩は治まる様子も無く、怒声が大きくなる一方。

 さすがに止めよう、と俺が喧嘩に割って入る覚悟を固めた時だった。

「やめてください!」

 よく通る女性の声が大きく響く。喧嘩をする二人の耳にも届いたらしく、二人は動きを止めた。声のする方に顔を向けて、目を見開く。

 俺も声の方へ顔を向けると、そこには番頭さんさがいた。

「他のお客様の迷惑になっています。こんなこと、許した覚えはありません」

 番頭さんの声は静かだが、怒気に満ちあふれていた。表情から見ても明らかなほど怒っている。これほど番頭さんが怒っているのを、俺は見たことがない。他の誰もがそうだろう。場にいる誰もが驚いた様子で、番頭さんの一挙一動に注目していた。

「も、申し訳ありやせんした!」

「自分らが悪いんです!」

 下っ端の男二人が即座に頭を下げる。だが、番頭さんはこの二人を相手にもしない。間をすり抜けて、喧嘩をする二人の方へと近寄る。

「す、すんません」

 大柄な男の方が頭を下げる。だが、番頭さんは表情を緩めずに言い返す。

「謝って許されると思っているから、こういうことをやるんですね」

 番頭さんがどれだけ怒っているか、はっきり伝わる言い方だった。

 次の瞬間、番頭さんの手が男の胸ぐらを掴んだ。そのまま流れるような足捌きで男の足を払い、転倒させる。大柄な男が、為す術も無く組み伏せられる。

 続けて、番頭さんは年配の男の方を睨む。次はお前だ、と伝えるかのような眼光。男は震え上がり、両手を上げて降参する。

「勘弁してくだせえ、お嬢!」

 男の言葉を聞いて、番頭さんの様子が変わる。表情等に変化は無いが、空気が急に張り詰める。気配が変わったのだ。明らかに攻撃的な気配が漂う。殺気と呼んでもいい。番頭さんは、理由こそ分からないが男の発言にキレている様子だった。

 次の瞬間、番頭さんの掌底が男の顎を撃ち抜く。一般の人には、目にも留まらぬ速さだったろう。当然、年配の男も為す術無く一撃を食らう。顎が揺れ、脳に衝撃が達し、男は膝からがくりと崩れて倒れ込む。

 だが、番頭さんはまだ許していないらしい。倒れる男の服を掴み、足払いを掛けつつ身体を投げ飛ばす。壁に追突する男。番頭さんはさらに詰め寄り、拳骨を作って男の胴を強打。壁のせいで衝撃が逃げずに、男の身体を駆け巡る。俺の目から見ても、控えめに言って重い一撃だ。

 これでもなお、番頭さんは男を許していない様子。男の服を掴み、床に倒れ込まないよう持ち上げる。次はどうしてやろうか、といった様子の表情。

 その時、場に割り入る声が響いた。

「ええかげんにせい!」

 年老いたしゃがれ声。その方を見ると、一人の老婆が立っていた。番頭さんの方へとゆっくり歩いて行く。

 このご老人は、清流の湯のオーナーであり、長老と呼ばれて親しまれている人物だ。清流の湯の支配者であり、この場で最も偉い人間でもある。

「ゆかり。一緒になって暴れるやつがどこにおるんや、ええ?」

 長老は、番頭さんに向かってそう呼びかける。

「はい、すみません」

 番頭さんは、長老に向けて頭を下げる。どうやら、ゆかりというのは番頭さんの名前らしい。

「もうええわ。後始末はこっちでやる。お前は店の裏で反省しとれ」

「はい」

 長老に言われ、番頭さんはその場を離れていく。明らかに落ち込んでおり、俺は様子が気になって、後で店の裏を見に行くことに決めた。



 自販機でお茶とコーヒーを買い、清流の湯の裏手に向かう。すると、案の定番頭さんの姿があった。立ち尽くしているわけにもいかないのか、たわしを使って壁の清掃をしている。

「番頭さん」

 俺が呼びかけると、番頭さんは驚いた表情でこちらを向く。だが、声は上げない。いつもの、よく見知った番頭さんの仕草だ。

「お疲れ様です。お茶、どうですか」

 俺は小さいお茶のボトルを前に掲げ、軽く振ってみせる。すると、番頭さんは笑顔で頷く。

「ありがとうございます」

 珍しく、感謝の言葉が返ってきた。

 俺は番頭さんにお茶を渡すと、そのまま壁に背を向け、番頭さんの横で缶コーヒーを飲み始める。番頭さんも俺を邪険にする様子は無く、一緒になってお茶を飲み始めた。

 清流の湯の裏手側は、ボイラー室が近いらしい。ごうごうと、唸るような音が響く。それ以外、俺も番頭さんも喋らないので、何の音も無い。ボイラー音が煩いが、ある意味では静かでもあった。

 やがて、俺はふと気になっていたことを言葉にする。

「そういえば、番頭さんのお名前、初めて知りましたよ」

 俺が言うと、番頭さんはこちらを見て首を傾げる。

「ゆかりさん、と言うんですね。普段お話をあまりしないから、長老が呼んでいるのを聞いて初めて知りましたよ。それに、腕っ節が強いことも。前も、浴室で暴れていた得南渡の男を追い出していましたね。あれだけお強いとなると、何か武芸を嗜んでいらっしゃるとか?」

 俺が一気に問い掛けたのが悪かったのか。番頭さんは困ったように眉を顰め、何も答えてくれない。

「ああ、すみません、質問攻めにしてしまって。ゆかりさんは普段から謎が多いですから、つい気になってしまって」

 俺が言い訳をすると、番頭さんは微笑みつつ、首を横に振った。

「いいえ。圭吾さんに私のことを気にされているのが不思議で、困ってしまったんです。気にしないでください」

 番頭さんがこうして、ちゃんとした言葉を返してくれるのは珍しいことだ。嬉しくもあるが、妙な感覚にもなる。普段と違う調子で、どうも落ち着かない。

 そんな俺の様子もよそに、番頭さんは話を続けた。

「私の名前は、確かにゆかりといいます。清水ゆかり、といいます。ですから、ゆかりでも、清水でも、好きなようにお呼び下さい」

「そうですか、ではゆかりさん、とこれからもお呼びします」

「はい。それで、腕っ節のことですが、恐らく父の才能を受け継いでいるのかと思います。特に習ったわけではないんですが、自然と身体が動くんです」

 どうやら、ゆかりさんの方から俺の質問の答えを積極的に教えてくれるつもりらしい。普段と違ってよく話す姿が新鮮で、つい話の内容から気が逸れてしまいそうになる。

「父親、ですか」

 俺はよく話を聞こう、と思い、その為にもはっきりと話の続きを促した。

「はい。私の父は、圭吾さんもよくご存知の人です。鬼道鎮治、と言うとお分かり頂けますよね」

「鎮治さんが?」

 俺は予想もしなかった人の名前に、驚いて訊き返してしまう。ゆかりさんの外見から、年齢はうちの娘とそう変わらないように見える。なのに、鎮治さんとは親子にしても年齢が離れすぎている。祖父と言われた方が納得できるぐらいだ。

 しかも、鎮治さんの娘であるなら、名字は鬼道を名乗っているはずだ。しかし、ゆかりさんの名字は先程の話題にも挙がったとおり、清水。つじつまが合わない。

「ふふっ。やっぱり、驚きますよね。父は五十三の時に、私の母との間に子供を設けました。それが私です。母は言うなれば愛人というものですが、父の奥様がお亡くなりになられてからの関係でした。組の面子という都合もあって籍を入れることができず、私と、私の母は、父とは関係の無い人間として、鬼道の性ではなく清水を名乗ることしかできなかったんです」

「はあ、なるほど」

 想像もしなかった人間関係を明らかにされて、俺は正直言って戸惑っていた。何よりも、こんな話を急に話してくれたこと自体が不可解だった。

「しかし、そんな話をどうして俺に? 誰にでも教えてよい話ではないでしょう」

「はい、その通りです。ですから、圭吾さんにはお話してもよいかと思ったんです」

 ゆかりさんに言われて、首を傾げる。同時に、今さらながら気付く。何故、ゆかりさんは俺の名前を知っているのだろう。常連客とはいえ、名前を名乗った覚えはない。

「実は、父から圭吾さんのことはよく話を聞いていたんです。信頼できる男だ、というような話をよくしていました」

 疑問の答えは、ゆかりさんの口からすぐに言葉となって返ってきた。

「ですから、圭吾さんであればこの秘密を話してもよいかと思ったんです。秘密がバレるのが怖くて、黙ってばかりいるのも正直気が滅入ります。けれど、少しでも気を許せる相手がいるというだけで楽になれるかと思ったんです。私の勝手なお願いなんですが、どうか今日の話は内密にお願いできませんか?」

 ゆかりさんは、少し困ったような笑みを浮かべてこちらに問う。もちろん、俺がこの提案を断る理由は無かった。

「分かりました。ゆかりさんの秘密は、たとえ家内であっても他言しませんよ」

「ふふ。ありがとうございます。やっぱり、圭吾さんっていい人ですね」

 ゆかりさんは無邪気な笑顔を零した。普段とはまるで違い、表情もころころ変わり、よく喋る。秘密という抑圧が無くなった、今の姿こそがゆかりさん本来の性格なのだろう。

 ただ秘密を共有しただけのことで、これほど喜んでもらえると、こちらまで嬉しくなる。俺もつい、笑みを零した。

「では、ゆかりさん。俺はこれで」

「はい。お茶、ありがとうございます。またお話してくれますか?」

「もちろん」

 俺は頷いて、約束をした。そして、この場を離れていく。妙に親しげに話しかけてくれたゆかりさんに、今までに無い親近感を覚えつつ、その悪くない感覚を脳裏に反芻する。

 そして、ふと思い出す。ほんまぐろを、サウナに放置したままだ。一瞬、連れ帰るために引き返そうかと足が止まる。だが、やめた。奴の為に手間をかけてやる気にはなれなかった。

 結局、俺はほんまぐろのことを助けることなく帰路についた。

お読み頂き、有難うございます。今回のお話、いかがでしたでしょうか。


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どうぞ宜しくおねがいします。

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