第一話:死亡
見つけていただきありがとうございます!
「ふぁあ~もう昼かぁ」
俺は27歳会社員一人暮らし
社会人になってもう3年経つ。5年前のニート時代には家族に嫌われていたが今は仲が良く平凡に暮らしている。
今日は土曜日、駅前に出来た新しいラーメン屋に行く予定があるのだ。そのためとりあえず家を出る準備をする。まあ準備といってもラーメン食べて帰るだけだから財布とICカードだけのつもりだが、、
「行ってきまーす」
こういう挨拶って誰もいないと分かっていても言ってしまうよね。
そんなことより外がめっちゃ暑い…下手したら気温30℃はあるぞこれ。水持っていくべきか?
いや、食べて帰るだけだしいいか。
とりあえず早くバスに乗ろう
早くこの地獄から抜け出すべく、早歩きでバス停に向かった。
「ふぅ、暑かった、」
バスに乗れた。よし、誰もいないしのんびり1番後ろに座ることにしよう。
あー、それよりも昨日夜更かしして4時まで起きてたせいか眠気が、、着くまでしばらくかかるし寝るかぁ。
『まもなく発車しまーす。つり革にしっかりお捕まりく―――――』
そして俺は気絶するように寝た。
◇◇◇◇
なぜか体感1、2時間は寝た感じがする、
「……んあぁぁ、よく寝た。そろそろか、、?」
んーなんか暑いなー、、って、、、え?
「嘘だよな?え?そんなことある!?」
信じたくないんだが、マジで1、2時間寝ていたかもしれない。バスの鍵が閉められ、明らかに車庫にいるのだ。しかも最悪なことに持ってるのはもちろん財布とICカードだけ。
「運転手無責任すぎんか?」
終点ついたらバスの中確認するみたいなのなかったっけ?これ普通にやばくね、、?
まあさすがに中から開ける方法くらいあるだろ。多分非常ボタンがどっかにあるはず、、、
とりいえずドアの前まで行こうと立った瞬間、ものすごいめまいに襲われた。暑すぎて頭がくらくらする。まともに歩けない、、水、持ってくればよかった…
意識が遠のいていくのが分かる。
これ俺死ぬのか、、、
暑さで思考力が鈍っているせいか、あまり現実味がない。
今度は睡眠ではなく永眠かぁ
そうして俺は再び眠りについた
お読みいただきありがとうございました!小説を書くこと自体が初めてで不安ばかりだったのですがどうだったでしょうか!次もお読みいただければ泣いて喜びます、、