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第一話 始まり

皆さんはじめまして!

私は一般的なごく普通の社会人です。

私がなぜ小説を書こうかと思ったかと言うと、

何か疲れちゃったんですよね。社会に笑


会社では中間管理職で板挟みになり、信じていた知人に騙され金を盗られたり、、、

思い描いていた大人とは違うなって、


とにかくすげーブルーだったんですよね笑


僕のこの作品を読んでくれてる人も同じような人もいるだろうし、そうじゃない人もいると思います。


色々な人がこの作品を読んで、少しでもワクワクしたりこれを読むことが楽しみになって、頑張ろう的な気持ちになってくれたらいいなって思います。。


長くなりましたが、ボチボチ更新していくんでよろしくお願いします!

 プチュン………


「え、なにこれ。俺は今先トラックに突っ込まれて死ん…」

 急な事で何も整理がつか無く、酷い頭痛と吐き気に襲われていた。

 意識が朦朧としている俺に何かを話している女性がいた。


「なんじゃ主は!!さてはクヌからの刺客じゃな!!」

 訳が分からない。クヌ?何それ食えんの?

 そんな訳の分からない状況をどうにか整理しようとしていたら突如後頭部にすごい衝撃が起こった。


「ズドンッ!!」


 その衝撃とともに俺は気を失ってしまった。





  ━数時間前━


(かける)くん今月もお疲れ様!はい、これバイト代ね」

 1ヶ月分のバイト代を店長から受け取る。

「ありがとうございます!来月もよろしくお願いします!」

 滲み出る笑みを抑えながら、挨拶も早々に俺はバイト先を後にした。

 何故俺が笑みを抑えるほど嬉しいかって?

 それは今日が待ちに待ったストレストファイターⅣの発売日だからだ。


「は〜やくお店に着きたいな〜♪」

 こんな風にバカみたく変な歌を口ずさみ、半分スキップをしながら青から赤に変わる手前の歩道を渡っていた。


 すると横からトラックが猛スピードでこっちへ突っ込んでくる。

「え?」

 俺は体が動かなくなった。


 自分で止まったとかでは無く、トラックを目にした瞬間に金縛りにあった。

 そう表現するのが1番近いであろう。


「ッッッ!!」

 なんとも表現しがたい音が全身に響き渡った。

 その音と同時に自分が死んだという事が分かった。

 下で倒れている自分。トラックのおっちゃんが駆け寄ってくる。

 そんな光景を自分は上から眺めていたのだ。


「大丈夫か!?救急…誰か救急車を呼んでくれ!!」

 トラックのおっちゃんの声が聞こえる。



「もうそんなの呼んでもダメだって」

 俺は心の中でそう呟いた。


 俺は死んだんだ。

 何も無い人生だったな。

 最後にストレストファイターⅣやりたかったな。


 そんな事を考えていると、自分より遥上から声がする。

「アラガエ」

「え?」

 キョトンとする俺。

「スベテワインガリツノモトニ」

「なになに?神?神なの?それとも天使?仏?」

 更にあたふたする俺。

「タビガハジマル」

 プチュン………




  ━現在━

「こりゃ!エンマル!!誰かも分からずに急に殴る奴がおるかっ!!」

「すいません姫…」

 2人の謎の人物の会話が薄ら聞こえてくる。

 でもまあいいか。どうせ死んだんだ。もう今は眠ってしまおう。


 翌朝目が覚めると、目の前には昨日見た女性が俺の隣で安心しきった表情で寝ていた。

 隣に女性が寝ていることなど生まれてから母親くらいしか経験がなく、状況も飲み込めず思わず叫んでしまった。


「うわぁぁぁ」

 その声に反応して目の前の女性。いや、よく見たら少し年下の女の子が目を擦りながら起きる。

「はよぅの〜」


 これが【始まり】だった。



 続く…

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