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宣教師
翌朝
街に宣教師がやって来た。
宣教師は街の教会に行った後、酒店にやって来た。
李は酒店で茶を飲んでいた。
宣教師は李に話しかけて来た。
「吸血鬼に興味があるのですか?」
李は「はい」と答えた。
「実は我々も吸血鬼に興味があるのです」と宣教師は言った。
「本当にいるんでしょうかね」と李が言うと「さあ、それは分かりません」と宣教師は答えた。
李は再び、街外れの寺に行った。
やはり、寺には誰もいなかった。
酒店に戻ると客の一人が近ずいて李に言った。
「お前さん。吸血鬼を探しているだろう。今晩、教会に行ってみたら良いぜ」