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李英風勇戦吸血魔王  作者: 東武瑛
12/15

入信希望者

李は街に戻り宿で仮眠をとった。

昼過ぎに目覚めると何だか外が騒がしい。

外に出ると4人の宣教師が説教をしていた。

「吸血鬼に襲われたくなければ我々の教えを信じなさい」

街の人々はざわめいていた。

「吸血鬼なんて本当にいるのかよ?」

「います。夜中、丘の上の教会に現れます」 

宣教師達は吸血鬼がいかに恐ろしいかを語った。

半信半疑に街の人々は聞いていた。しかし、中には入信したいと言う者も出てきた。

宣教師達は入信希望者を教会に連れて行った。

李はその後をつけて行った。

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