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なんとなく書いたシリーズ

しずくちゃん

作者: 夢月真人

 君の心は、海のようだね。


 無風の中ではとても穏やかで優しくて、見ていてとても心地よい。


 強風が吹き荒れれば、逆らうことなく荒れ狂い、見ていて危なっかしくも恐ろしい。


 太陽と月が入れ替わり立ち代わり顔を覗かせれば、それに呼応して満ちたり引いたり。


 突然、離れていったと思えば、驚くほど近づいて来る。


 君は海のように寛大で、分からなくて、不思議な魅力で誰しもが惹きつけられる。


 君は夏が嫌いだったね。


 夏の照りつける太陽の熱に浮かされて、小さな粒になって天高く舞い上がる。


 小さな粒が寄り添うように集まって、大空を漂う。


 互いに支え合って自由を求めて漂い続ける。


 小さい粒になった君は雫のようだね。


 冷たい世界に飛び込んだ君は、自由を奪われて孤独に落ちていく。


 落ち行くさまは、とても綺麗で儚い。


 何にも染まらない透明な雫は君の心のように澄んでいるね。


 落ちて散るさまは、君の心のように繊細で脆い。


 君がしずくちゃんなら、


 僕はどこにいても優しく受け止められる海になりたい。

ポエムというか、詩というか、初の試みだったので上手く書けているか分かりませんが、ある人物の心を表現してみました。

仕事の息抜きとか思いついた時にまた書くかもしれません。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 語りかけるような口調が優しくて良かったです。 純粋な純水をイメージできました。
[良い点] しずくちゃんかわいいです とても綺麗な詩だと思います
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