模擬戦終了
(2018/08/12 ) に、戦闘シーンの加筆をしました。
久しぶりにちゃんと戦ってる感じがするなぁ。うん、純粋に楽しいな。
まぁ模擬戦だしな。だがこのまま戦ってても飽きるだけだからちょっと勝負に出てみようかな?
一旦距離をとって大刀と刀を仕舞う。そして直ぐに、もう一度大剣を抜き全身に魔力を込めて身体能力を上げる。
良し、片手で持てるな。
「おおー、まさか重たい両手剣を片手で持つとは、流石ですね。......ステータス同じはずなのになんでだろ?」
「まぁな。力には自信があるんだ。」
流石ですねの後になんか聞こた気がするが声が小さくてあまり聞こえなかった。まぁどうでもいいか。
まぁそんな事はどうでもいいのでとりあえず横に薙ぎ、近づかせないようにしながら距離を置くとしよう。それにしても、魔力が低い。MPが少な過ぎる。これじゃ、あっという間になくなってしまう。取り敢えず『魔素吸収』を使用して周囲の魔素を取り込み自分のMPにする。…良し、これで満タンになったな。
その後も、暫く睨み合いまた打ち合う。
剣同士をぶつけ合い、避けて、切って、また打ち合う。
「はあっ!!!」
..….チッ!先に距離を詰めてきやがった。
仕方ない、普段から使ってるけど切り札って言うとかっこいいから切り札と呼ぶことにする。…コホン。
「切り札を切ることにしよう。」
大剣を持ってない左手に魔力をありったけつぎ込み、相手の剣を左手で捌いていく。最後にロングソードを掴み取り握って砕く。
ハッ、さすがに驚いた見たいだな。残念だがここからが本番だ。
まずスキルの『瞬動』を使って一瞬にして距離を詰める。そしてさらにスキル『無拍手』を使い予備動作なしで相手に大剣の腹の部分を叩きつけた。相手が吹き飛んだ。が、直ぐに受け身を取り着地する。
まぁ、流石にこれだけじゃやられないよなぁ。
あ、イイ事思いついた。大剣を地面に刺す。
もう使わないし、いーらないっ…と。
さて、相手が体制を整えている間にさっき投げたショートソードをスキル『武器収集』使い拾っておく。まずは、このスキルをお披露目しようかな?スキルの『諸刃の一撃』を刀と大刀に使う。このスキルは武器の耐久度を使う代わりに次の一撃を強化するスキルだ。今回は、耐久度を全部使う。
そして相手の剣に大刀を振るう。スキルの効果でこちらの武器が砕け散った。が、なんと相手の武器も砕けた。
「なっ!?どうしてッ!?」
まぁ強化したからな。
それに、まだまだ手品は終わらないぜ?強化した刀は予備として仕舞っておくか。…よし、次のスキルは『自在剣』だ。これは、魔法剣の派生スキルで、魔法剣の様に魔法を武器に纏わせるのではなく、魔法で武器の形を変えるスキルだ。例えば...
「あっという間にショートソードだった物が土を纒いロングソードになりましたっと。不思議だろ?」
まぁ、今のは見せる為にロングソードにしたのだが今から使いたい武器はこれでは無いのですぐに解除する。まとわり付いていた土が崩れて元のショートソードに戻った所で次に風を纏わせ鞭にする。で、思いっきり振って頬を叩く。
バチィィン!!!
俺が思っていたよりもあっさりと相手が気絶してしまった。
.….....俺の勝ちだ。
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