異世界行ったら道具屋があった
[ここは異世界]
さとる「ここは…どこだ?」
だいき「異世界だね」
さ「へ?」
だ「少し上の行に書いてあった」
さ「へ?」
[王様の部屋]
王様「そなたたちは選ばれし勇者だ!」
さ「ま、魔王とかいるのか!?」
だ「どうやって帰ろう」
王様「魔王倒したら現世へのゲートがどうのこうの」
だ「ちっ」
王様「とりあえず道具屋で装備整えてきてよ」
[道具屋]
王様「あっ、ちょっ、そっちの道具屋じゃない」
さ「なんだこれ…武器…か?」
だ「弘正の鑿」
さ「これ強そう!」
だ「古いオガ」
さ「チャクラム!!」
だ「日立の丸ノコの替刃」
さ「変わった槍?」
だ「舟弘の槍鉋」
さ「寸鉄!!」
だ「かじ平ののしろ」
さ「まきびし!」
だ「ボードビス」
さ「脇差し?」
だ「鉈」
さ「これでおれも戦士だ!ガシャ」
だ「それ鉞ね」
だ「どこから仕入れてるの?」
さ「何か、伝票あるよ」
だ「シンワに…バクマに…マキタに」
だ「もしかして」
トラック「ブロロロロ…」
だ「あれ乗れば帰れるんじゃね?」
王様「ちょっと待ってよ」
さ「運転手さん、乗せてってくれるって」
だ「じゃあまたね」
王様「え、あ、うん」
[10年後]
トラック「ブロロロロ…」
王様「また来たの?」
だ「こっちの方が手道具揃ってるし」
王様「立派な大工になっちゃって」
だ「魔王は?」
王様「他の勇者が倒してくれたよ」
だ「なんかごめんね」
王様「もう一人は?」
だ「左官屋になった」
王様「それはそれは」
だ「じゃあまたね」
王様「気を付けて」
睡魔にあらがってたら変なテンションで書きました。後悔はしてません。
意味分からない話でした。ごめんなさい。