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まずは謝辞と報告をば!
ユニークがついに3000人突破いたしました…
な、何が起きとるんや…
私が今まで書いて来た作品の中では最速での突破となっておりまして…
まぁぶっちゃけると、PV、ユニーク、ブクマ、評価ポイントの全てが最速到達なんですけどね?
現状ですと、一番古い作品のRPGが歴代トップの状態ですが、この様子ですと生産者がRPGを抜くのも時間の問題かもしれませぬ。
これも偏にこの作品を読んでくださっている皆様の支えがあってのことでございます。
今後もリアルとの調整もありますが、なるべく定期的に更新して行きたいと思いますので何卒応援のほど、よろしくしてくりゃれ?
では短めではありますが↓をご覧くださいませ〜
走り去っていったスノウさんを呆然と身送ること数分。
俺もログアウトしようと思い、行きつけの宿屋へ向かって歩いていた。
「あー!?あの時の!!」
俺が向かっている先に見知らぬ3人グループが屯していて、その内の1人の女性プレイヤーがこちらを指差して何か叫んでいた。
(なんだこの失礼な人は?)
俺がそう思っていると、こちらに向かってずんずんと近づいて来た。
「こんなところで会うなんて奇遇だねぇ?あれから調子はどうかなぁ【全職】君?」
「……あなたのような失礼極まりない人に知り合いはいないんですけどね」
「な!?」
「邪魔なんで退いてくれません?」
俺が不機嫌さを全く隠そうともしない様子に女性プレイヤーがたじろぐ。
「この【鍛治師】トッププレイヤーと呼ばれてる私を知らないだって!?どこのモグリだい!?」
「知りませんしどうでもいいので退いてくれません?なんなら迷惑行為ってことでGMコールしますけど」
「まぁまぁまぁ、今のは確かにミーシャが悪かったね。申し訳なかった。俺は【木工師】をやってるゲンっていうんだ。こっちは【裁縫師】のユーリ」
「よ、よろしく、でしゅ!?」
連れの2人が俺と失礼な人の間に割って入ってきた。
男性の方はゲンさん、噛んだ女性の方はユーリさんというらしい。
「はぁ…それでなんか用ですか?」
失礼な人では会話にならないと思ったのか、ゲンさんとユーリさんが前に出て来て失礼な人を後ろへと追いやる。
「ミーシャは黙ってろ、話が出来なくなる」
「………(無言で睨む)」
「うっ…わ、分かったよ…」
「では改めて、実は数日前に後ろにいるミーシャから興味深い話を聞いてね。色んな【生産職】ギルドを回ってるプレイヤーがいて、話を聞いてみたら全ての【生産職】を習得しているって話じゃないか?それでどんなプレイヤーなんだろうと思っていたんだ」
「それが俺だったと?」
「……(こくこく)」
「要するに後ろの失礼な人は俺を着けまわしてたって解釈で良いですかね?やっぱりGMコール…」
「ちょっ!?」
俺の指摘に失礼な人がまたたじろぐ。
無闇に人の後を着けて回る事を世間ではストーカーという訳だが、正直迷惑以外の何物でもない。
「ミーシャの行為は確かに褒められたものじゃないけど、少し話を聞いてもらえないかな?」
「そんなに時間は取らせませんかりゃっ!?」
また噛んでる…
なんか面倒な事に巻き込まれそうな感じで話なんてしたくないんだけどな…
でもこのままだと付き纏われそうな気もするしなぁ…
俺が面倒そうな様子を隠さずにいると、ゲンさんはこんな提案をして来た。
「もし話を聞いてくれるなら報酬に俺の持ってる素材を分けてあげてもいいよ?」
「そ、それなら私も!!」
「全ての【生産職】を習得してる君なら悪い話じゃないと思うけど、どうかな?」
何だかなぁ…
トッププレイヤーってみんなこんな感じなのか?
「分けてあげてもいい」とか何で上から目線なんだ?
そういう態度なら俺も遠慮はしないぞ?
「素材なんて別に困ってないし、俺自身で調達出来るからいらん」
「驚いたな…【採取職】まで習得してるのか」
しまった…
余計な事を口走ってしまったようだ…
「そ、それじゃ私があなたの装備を作るっていうのはどうでしょうか!?」
「それも自分で全部準備出来るからいらん」
ユーリさんの提案も俺自身で装備は『全て』用意出来るから必要無い。
俺の応えにシュンとした様子のユーリさんだったが知ったこっちゃない。
「だ、だったらこれでどうだ!?」
失礼な人が何かを取り出して見せてくる。
取り出したのは素材だった。
「……『スチールインゴット』?」
「この素材はまだマーケットにも出回ってないし、今は入手も困難な素材だ!クオリティは私の作ったHQ品だ!」
なんかドヤ顔で言ってるけど…
俺は自分のインベントリから同じ『スチールインゴット』をいくつか取り出して見せた。
「そんなのもう持ってる」
「「「なっ!?」」」
俺が取り出したのはさらにクオリティの高いSQの『スチールインゴット』だった。
というか、SQ以下の物が無いからそれしか出せなかったわけだけど…
というか…
「トッププレイヤーといっても大した事ないんだな…」
もう用はないと言わんばかりに俺は3人の脇を通り過ぎようとすると、またしても失礼な人に腕を掴まれ止められた。
「勝負だ…」
「…は?」
「私達と製作勝負しろ!!」
「「何言い出してるんだ(のよ)!?」」
失礼な人のいきなり過ぎる宣言に他の2人も驚愕の表情だ。
「ここまでコケにされて悔しくないのかい!?」
「「そ、それは…」」
俺としては全くコケにしたつもりはないんだけど、俺のセリフは失礼な人の逆鱗に触れたようだった。
「こっちが勝ったら私達に話を聞かせる、アンタが勝ったらーー」
「今後一切、俺に関わらないって条件なら受けてもいいぞ?」
「じょ、上等だ!!」
売り言葉に買い言葉。
なぁ失礼な人。
吐いた唾は戻せないぞ?
失礼な人は顔を真っ赤にして憤慨している反面、2人は顔を真っ青にしている。
俺?
俺は特に変化無し。
いっそさっさと終わらせてログアウトしたいとしか思ってなかった。
アースの身内と他人への温度差が激しいのは仕様です…
果たして結果はいかに!?
次回更新は水曜0時となります。
面白い、続きが気になる、ミーシャそれフラグ…と思った方は↓の☆から評価していただければ幸いです!
皆様の評価がこの作品および私を支えてくれています。
応援のほどよろしくお願いします!
ブクマも是非!




