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一人で完結の生産者※仮題  作者: 銀狐@にゃ〜さん
18/30

15

ようやくゲーム内に戻ってまいりました〜

ですがちょっと短め…




数日ぶりの『アースガルズ・オンライン』

ログインと同時に視界に流れて来たのはアップデート完了のお知らせと新規ログを知らせるアイコンだった。


「なになに?サブジョブを選択してメインジョブの時でもサブジョブのスキルを使用出来るようになりました、一定の条件を満たした場合に複合ジョブが得られるようになった…へぇ?」


続いて新たなログを確認する。


条件を満たしたため、EXジョブ【罠師(トラッパー)】を取得しました。


条件を満たしたため、【製作手帳】のレシピが追加されました。


条件を満たしたため、装備スロットを拡張しました。


なるほどね…

このEXジョブってのがサブジョブになるのかな?


それにしても【罠師】か…

どんなジョブなんだろう?

気になったので確認すると、【罠師】は俺がメインで遊んでいる【生産職】とも【採取職】ともどちらとも言えない内容であった。

一言で言うなら【生産職】寄りの【戦闘職】と言った感じか?

基本的に【戦闘職】のように直接モンスターと戦って倒すというよりは、罠に掛けてモンスターを倒す、というか足止めするサポーターのようなジョブであった。

いちおうは【生産職】の部類に入るらしく、【罠師】の専用レシピや【罠師】に伴う装備品のレシピも追加されていた。


「とりあえずは装備作って《クイックセット》に登録しておくか…」


【製作手帳】の【鍛治師】を選択して【罠師】のメイン道具を作成する。

【罠師】のメイン道具は『ツール』だった。

まぁいろんな細工をするんだろうからこの道具なんだろうけど、何というかこの間の【爆弾魔(ボマー)】に続いてそこはかとなく犯罪臭がするのは気のせいだろうか?

言ってても仕方ないので、とりあえずは【罠師】の装備を一式作って装備する。


「何だこれ…コソ泥みたいな格好だな…」


まぁ今はレベルも低いジョブだから育てればまともな見た目になるん…だろうか?

どこからどう見てもただの泥棒じゃね?

いちおう《クイックセット》に登録しておいて他の確認もしておこう。


だがこの【罠師】がただのジョブではなかった事を俺が知るのはもう少し後のお話…


続いて俺が確認したのはサブジョブ設定だ。

これも使い道が極めて難しい設定とも言える。

これは自分が習得しているジョブというのがネックで、俺のように色々なジョブを習得していれば様々な恩恵を得られるのだろうが、【生産職】にとっては微妙な部分もある。


現在の【生産職】の分布としては、基本的に俺のようにあれやこれやと他のジョブを取っている人は少ない、というかいない。

他のジョブを取って手間やお金をかけるより、一つのジョブを極めたいという考え方が強いからだ。

その為、サブジョブを設定したところで得られる恩恵はあまり無いように見るが、これも考えようによってはジョブの組み合わせ次第では強力なアドバンテージとなる。

というのも、サブジョブを設定した場合に、その設定したジョブの特性が少し上乗せされるのだ。


例えばメイン【錬金術師】、サブ【料理師】で製作したアイテムには付与効果が付いたりした。

ただのポーションにランダムで短時間のステータスUPの効果が付いた。

これは【料理師】が作製する『料理アイテム』の長時間バフの劣化したものが【錬金術師】が作るアイテムに付与されたという事だ。


まぁ何が言いたいかというと、サブジョブを設定しておくとメインジョブで作製するアイテムにサブジョブの特性が付いた何かしらの付与効果が付くという事だ。


とりあえず、検証している時間はあまりなかったので、俺は宿から出てフィールドへと向かった。



今回は別のフィールドにやって来た。

以前の出口とは逆の出口から出たこのフィールドは、森林フィールドとでも言えばいいだろうか?

街から少し離れた所からは一気に視界が木々に埋めつくされた。

耳を澄ませば聞こえてくるのはコーンっという木を斧で叩きつけるような音がそこかしこから聞こえて来た。

この辺りは主に【園芸師】の縄張りのようだが、テーマが森なのであれば当然川があるというのは想像出来る。

こっち側は【木工師】が使う樹を伐採する事が出来る【園芸師】と【料理師】が使う食材を獲る【漁師】が活躍する場所のようだな。


とりあえず当て所なく散策してみるか。

俺はレベリングで上げたAGIを生かしどんどん奥へと進んでいく。

やがて周囲からプレイヤーの気配が無くなった頃、進む先に広い空間があるようなのでそこに足を踏み入れた。


俺の目の前に広がって来た光景は思わず息を飲むものだった。


「すごいな…」


目の前には湖が広がっていたのだが、何というかスケールが半端無い。

視界を埋め尽くしたのは湖だけではない。

縮尺が分からないのであえて中心部と言っておくが、中心部の浮島の様な場所から聳え立つ大樹が俺を圧倒した。

上を見上げても雲を突き抜けてなお上に伸びている大樹の神々しさたるや…

ボキャブラリーの低い俺では到底言い表せられない存在がそこにあった。


そこで俺はフィールド名を確認するべくマップを開いた。


『世界樹ユグドラシル、ウルズの泉』


マップにはそう記載されていた。



次回更新は水曜0時となります


面白い、続きが気になる、コソ泥マジ草と思った方は↓の☆からクリックで評価頂けたら嬉しいです〜

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