連絡弊害
一人になりたいと言っている人をよく見る。
聞く度にとても贅沢な悩みだなと感じる自分がいる。
一人になりたいと言っている人が目の前にいた。
聞く度に目の前の自分に対して失礼だなと感じた。
生まれてきて社会に溶け込んでいるのだから、一人になれるはずはない。
家族、友達、彼女、彼氏、職場の人、旧友、毎日行くコンビニで会う店員、人は何処かで誰かと繋がっている。
スマホを持っているだけで直ぐ誰かと出会える、欲求は果てしない。
引きこもりでさえ何処かの誰かと繋がっている。
人はどこかの群れに属していないと生きることも難しい。
ただ、一人になりたいと言っている人程つながりを求める。
贅沢な悩み。
傲慢な態度で横柄な態度を行う人もいる、感情がさらけ出せないのを理由に。
自分にとっての安心感を求める為に。相手の事を何一つ考えない。
少しの安心感が発すれば自分の我を突き通す。
自分から相手を遮断することによって、自分の世界は生まれる。
ただ、それも時間の問題。
結局はまた元に戻ってしまう
同じことの繰り返し。
いつまでそれをループするのか。