プロローグ
初投稿です。
何度か内容が変わっています。ごめんねごめんねー
みんな1度は考えた事があるだろう。
人とは格別した力を持って、ヒーローとなって活躍したり。
突然教室にやってくる不審者相手に、大立ち回りを披露したり。
突然芸能事務所に声を掛けられて、一躍スターになったり。
そして一通りその妄想を終えた後に、こう思うんだ。
そんな事があるわけないんだけど、と。
確かにそうだろう。
普通なんの努力もせずにそんな都合の良い展開なんて生まれない。
この世に存在する殆どの人間は、特別な才能を持って産まれてきてはいないだろう。
何もせず無条件に祭り上げられるのは、ただただ顔がいい、極一部の人間だ。
そして、自分はそんな人間では無い。
だから頑張ったって無駄だと、そう思い込んでしまう。
どの業界を見ても、1番上にいるのはある程度才能を持って産まれ、それを努力によって極限まで鍛え上げた人間だ。
そして努力の出来ない凡人は、あいつは天才だとか、俺には出来っこないとか言って努力を始めることすらない。
そうやって”普通”の中に埋もれていく。
若いうちはそんなことになるまいと必死に抗う素振りだけ見せる人間が多い。
その中で実際に行動に移せる人間は少ないが。
この物語の主人公、佐々木竜はこう考えた。
物語の中で魔法の修行に励むのと、現実世界で筋トレをするのは同じ事だ。
ゲームの中のレベルアップのように具体的に示してくれる物が無いだけで、本質的なものは変わらない。
なら、いつもゲームでやっているレベル上げを現実世界でやればいいだけじゃないか。
そしてそれを続ければ、いつかは理不尽なレベルカンストキャラになれるはずだと。
これと同じような考えに至った人間は、星の数ほどいる。
しかしその多くが、レベルアップを続けられずに諦めて行った。
彼はそうした事を理解した上で思った。
レベルアップを続けようと。
いつか理不尽な存在になってやろうと。
特に目的がある訳ではなかった。
ただ漠然と、凄い人になりたいという、思春期特有の中二病の様な考えだったのだろう。
だがたった今抱いたこの考えが、いずれ世界を変える大きな力となるきっかけだった。
彼は、そんな事はやはり出来ないだろうと思っていた。
だが、彼の中にいるもうひとつの彼は、この時既に研究者となり、人類史上最も忌み嫌われながらも尊敬される人間となる事を決心していたのかもしれない。
今はただの少年である彼が、この世界の”王”となるまでのお話
ーステータスー
名前:佐々木竜
年齢:14
身長:172
体重:52
BMI:17,58(適正体重より-13,08kg)
体脂肪率:13%
成績:国語 3
数字 4
英語 3
社会 4
理科 4
音楽 3
美術 5
保険体育 5
技術家庭科 4
性格:基本楽観的だが、物事を考え込みやすい。努力が出来ないが、口だけは達者。
備考
他人よりやや暗記力が優れている模様。
ただし詰めが甘いためケアレスミスが多い。
提出物が出せない。
次回から主人公目線となります。