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繋がる指輪⑦
『お取り込み中すいませぇ〜ん』
後ろから声が聞こえる。
場にいた皆が振り向くと、金髪の長い髪を二つ結びにした女の子が笑顔を振り撒いていた。
『あら、貴方たち…』
『お前ら何だ?』
ガルディスは睨み、セリーゼは驚きの表情を見せる。
『フェル、いたぜ』
金髪の女の子は後ろをチラリと見やる。横からすっと現れた長髪の女は口を開いた。
『貴様がセルビアか。その指輪…我等ワーレントが頂く』
『ちょッ…ちょっと!いきなり現れて何ですの!?』
セルビアは立ち上がった。直ぐ様ガルディスはセルビアの前に付く。
『主人公差し置いて何だてめーら』
シンラスはむっとした表情を浮かべながら言った。
『言っただろう、我々はワーレント。そこの女が持つ指輪を貰いに来た、それだけだ』
『指輪だぁ…!?』
シンラスはセルビアを見る。サリアは不安気な面持ちで見上げる。
『さぁ早く渡せ』
『いきなり現れてはいそうですかなんか言える訳がないだろう!セルビア、もう帰ろう』
ガルディスはセルビアの手を引こうとした。
『話はまだ終っていない』
二人の前に立ち塞がる。
『あの〜ココじゃなんですし、お外に行きません?』
セリーゼは口を開いた。




