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Dimension World  作者: M&T
第一章・開かれた扉〜Truth of Truth to the Other Side of Door...〜
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開かれた扉②

サリアとシンラスは顔を見合わせ頷くと、シンラスは口を開いた。


「かくかくしかしかで…」





シンラスはベタな方法で手短に話しをする。サリアも横から言葉を足しながら話した。



「あら〜大変だったわねぇ」


「…ったく…気付けばこんな意味解んねぇとこ来てるし」


「ココは何処なんですか?」


ミミルンはくるっと回ると、魔法で椅子を出した。自分だけ座り込むと、


「次元の狭間よぉ。こんなとこめったに来れないのに…余程すごい魔法だったみたいねぇ〜」


暫くミミルンは黙り込むと手をパチンと合わせ、


「ティアル!シュアラ!」


と呼んだ。

天使の羽根と悪魔の羽根を持つ二人の女の子が現れ頭を垂れる。そして手元に大事そうに抱えている物をミミルンに手渡した。


「ありがとぉね〜」


「それ…何ですか?」


「《エイブソーブ》っていう小瓶よぉ〜。その世界でこの小瓶が反応するモノの、何かスゴイエネルギーを入れると何処かの次元に繋がるから、これで元の世界に帰れるかもぉ〜」


「・・・直帰で帰れる方法はないのかよッ」


シンラスはまさかの言葉に叫ぶ。


「次元を渡るかぁ〜まぁ楽しそぉだしいぃんじゃない?」



笑顔でしれっと言うサリアにシンラスは項垂れた。



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