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第二話 幼なじみの絆

篤志に告白して一夜が去った。

どうあいつに信じてもらえるか悩んだ。

篤志のいえは私の家の斜め左前でレンガズクリの洋風の家だ。

私が生まれる前に篤志の家族が越してきた。

そして私たちがうまれた・・。

要するに私たちは幼なじみで18年間一緒だったのだ。そんで同じ陸上部に所属。

でも付き合ってくれなかった・・。

「愛してるじゃなくて好き・・か。」

ベットから起き上がって長方形の縦長い鏡に自分の姿が暗く写った。

まじまじと自分の姿をみつめる。

少し昨日見たときよりも疲れ顔というのか細くなってしまたようにおもえる。

「篤志・・」

ちょっと小声で呼んでみる。絶対あいつには聞こえるはずはないが・・、返事をしてもらいたかった。あいつはなぜこたえてくれなかったのか・・。考えるだけで心がキリキリと音を立てた。

これからどうやって篤志と向き合うか・・。

今日は朝練があって篤志にあわなければならない。


学校につくと篤志は誰よりも早く練習をしていた。

さすがにエースは早く、女子サッカー部が見とれている。

篤志と目が合った。すぐさま違う方向に向く。

篤志は何も無かったようにランニングをつずけている。

なんと無関心な奴だろう・・。

私はこんなにもなやんでいるのに・・。

愛してると好きの違いなんてまったくわからない。

逆に、どっちも同じだとおもう。


でも、この時。私は運命的に諦めなきゃいけなかったのかもしれない。

あと10年後篤志は私じゃなくて他の運命の人と結婚することになった。

その運命の人もまさか篤志だとはおもわなかっただろう・・。

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