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プロローグ
血しぶきが飛んだ。
純粋無垢な真っ白が、赤く染まった。
私はもっと真っ赤。
まるで朱雀だね。
私は夏が好き。
南の島も好き。
だから良かった。
私が殺したあの子は、永遠の青春を手に入れた。
あの子は青龍。
そういえばあの子の家の庭は中国式庭園のようだった。
あの子は永遠の春だね。
良かった。
「あなたは・・・一体誰なの?」
赤い閃光だった。
白装束に赤が迸っている。
迸る様は獰猛な虎のようだった。
まるで芸術。
「復讐サポート幼女えもん子ちゃんだよ」
「うふふ。かわいい」
白なのに・・・幼くて・・・
「良かった」
私はこれで良かったんだ。
かわいい笑顔。
良かった・・・




