表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/28

第9話:白熱のインパクト

【前回までのあらすじ】

阿蘇松井家・九龍の放つ『熱殺蜂球』を、装甲の再錬成で打ち破った武 。しかし九龍は、機馬『重弓騎兵』の脚力を活かした『隕石の剛速球』で武を粉砕せんと迫る 。


白熱する黄金のバットが、マグマの塊を迎え撃つ。

衝撃波が蔵野家の庭を震わせ、残っていた地熱蜂たちが一瞬で吹き飛んだ 。黄金のバットと赤黒い球がぶつかった瞬間、凄まじい「金属耳鳴り」が武の意識を激しく削る 。

「……押し、負けるかっ!」

武のサイボーグアームからは、限界を超えた青白い蒸気が噴き出していた 。まいのタブレットには『ポンプ圧力異常』の警告が真っ赤に躍る 。

「武おじちゃん、バットを微振動させて! 固有振動数でマグマのマブイを散らすのよ!」

オペレーターまいの的確な助言が、武の脳内に直接響く 。武は大学で学んだ運動力学を、改造された腕のサーボモーターへと無理やり叩き込んだ 。

黄金のバットが超高速で振動し、球を包むマグマの熱を「金」属性の冷徹な硬度が切り裂いていく 。

「俺は、ただの改造人間じゃない。蔵野家の、そして熊本工業大学の学生だ!」

乾いた音ではない。落雷のような爆音が響き、赤黒い弾丸が逆方向へと弾き返された。

「……馬鹿な! 俺の剛球ば、真っ向から……ッ!」

驚愕する九龍の真横を、黄金の光跡が通り抜ける。打球は蔵野家の塀を粉砕し、はるか阿蘇の夜空へと消えていった。


非ログインOK! 感想・評価・ブックマーク待ってます! 蔵野武の次の一撃、どうなると思いますか?

非ログインOK! 感想・評価・ブックマーク待ってます! 蔵野武の次の一撃、どうなると思いますか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ