1.運送中(非正規)
初めて書きました。
不定期になりそうですが、頑張って続きを書いていきます。
(ストック0)
―起動
「ふぅ…この森さえ抜けさえすれば…!」
―木箱の外から男性の声、精査開始……記録無し、関係者外と判断、制圧開……
「おっと忘れるところだった」
「ッ…!」
―首に拘束…電流……!意識……不可…救…え…ん……
「ひやぁぁぁ!!」
暗くなり始めた森の中、木々が薙ぎ払われ男の悲鳴が木霊する
ー起動…危機的状況を感知、速やかに拘束の解除を
ー拘束具解除まで推定10秒…
「どうしてこんなとこに竜がいるんだよ…!クソったれ…!!」
空より現れた竜と対峙し悪態を吐きながら、男は懐から装飾の付いた短剣を抜き地面に突き刺す。
「死んでたまるか!!俺はこの功績でもっと上に…!くらえっ!!魔剣極炎の獄槍!!!」
短剣を突き刺した地面を起点に竜に向けて炎の柱が次々と立ち上り、大地からの焔が焼き尽くさんと竜の身体を貫いた。
グオォォォ!!
「さすが殿下から賜った魔剣!竜すらも一撃で屠るいりょ…ぐわぁぁぁぁぁ!」
ガァァァァッ!!!
竜は身体を炎に貫き焦がされながら身体を、尾を振るい男を周囲の木共々薙ぎ払った。
「がっはっ…!」
単純な質量攻撃は、油断していた男の身体を砕くには十分で、地に伏した男は魔剣を手放し…
「拘束解除完了、周囲の脅威確認………武装確保完了」
1人の少女が魔剣を拾い上げた。
前書きやあとがきに少しずつ、キャラ達の見た目とか書いて行きます。
作者の癖がわかりやすい…!