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次の行動を考える

「ところで話は変わるが、俺はこれからどうしたら良いと思う?」


「そうですね……。この世界の人達は、皆んな私を嫌っているみたいですので、しばらくは身を潜めておいた方が良いかもしれませんね」


「やっぱり、この世界でも魔王って嫌われてるのか」


「はい……。しかし、いずれは行動を起こしたいと思っています」


「何か考えでもあるのか?」


「はい。まずは勇者を探したいと思います」


「勇者かぁ。でも、どうやって探すつもりなんだ?」


「この世界には、各地にダンジョンと呼ばれる場所があるんです。そこに行けば、いずれは会えるでしょう」


「なるほどな。ならとりあえず、そこを目指してみるかな。それと、この世界について教えて欲しいんだけど」


「勿論です。この世界は、かつて人間が滅ぼそうとした星です。しかし神と名乗る者が現れて、私から『世界樹の種』を人間渡してこの世界を滅ぼす事を止めようとしてくれと願いました。」


「それで魔王はその話に乗ったんだな?」


「はい。そして人間は、この世界の環境に適応する為に、進化を遂げていきました。その結果、現在の様な姿になった訳です」


「ふむふむ。じゃあ今の人間の祖先は、元々は魔族だったりするのか?」


「いいえ、違います。確かにこの世界に元々いた種族はいましたが、それらは全て滅ぼされてしまいました」


「そうか、残念だな」


「何故ですか?他の者達の事なんて、興味はない筈です」


「いや、俺達の世界には、様々な動物がいるんだけどさ。それらが絶滅したら悲しいなって思ってさ」


「……そうですね。あなたが悲しんでくれるなら、私は嬉しいです」


「ん?なんか言ったか?」


「いえ、なんでもありませんよ。それより他に聞きたい事はありますか?」


「そうだな。じゃあこの世界の魔法について教えてくれ」


「分かりました。この世界では主に、火、水、風、土、光、闇という属性が存在しています。それぞれの魔法は、初級、中級、上級、最上級、聖級、王級の6段階に分けられていて、各魔法の適正レベルは1〜100まで存在します。更にその中で、攻撃に特化した魔法が攻撃系と呼ばれ、回復に特化しているものが治癒系と呼ばれます。これらの分類の他に、無詠唱で発動出来るものもあれば、呪文を唱えなければ発動出来ないものもあります。また、一部の人しか使えない固有スキルも存在します」


「なるほどな。ちなみに魔王の適性は?」


「私は全ての属性に適性が有り、特に得意なのは、風と闇です」


「へぇ〜。凄いな」


「いえ、そんな事ないですよ。あなただって、全属性に適性があるじゃないですか」


「まぁそうなんだけどさ。それよりも、早くこの世界を救おうぜ!」


「はい!頑張りましょう!!」


こうして俺達は、この世界を救う為の冒険を始めるのであった。

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