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卒業試験の話

明日、卒業試験を行うと教官に言われあせる私。

なぜかというと卒業試験では試験を受ける前に荷物を纏めて寮の管理人に預けなければいけないからだ。

合格したらそのまま帰れるし、落ちたらまた荷物を持って部屋に戻る。

なかなか残酷だ。


やらなきゃいけないことが一気に押し寄せた。

荷物をまとめることとお土産買うこと

この1日で2つをクリアしなければアウトだ。


すったもんだあってお土産はGETした。

色々困難があったのだが話せば長くなるのでここでは省略する。

なんとか門限までに着いた。

お風呂へ入り、筆記試験の勉強した後あと荷造りに勤しんだが終わらなかった。

寝坊して卒業試験受けられませんでしたでは困るので今日はさっさと寝て明日早く起きて荷造りすることにした。


早起きして昨日終わらなかった荷造りに勤しむ。

朝食を食べてたら卒業試験に間に合わないので持ってきたお菓子を食べる。

忘れ物がないか確認する。合格したらもう戻ってこれないから。


管理人に荷物とお土産を預けて卒業試験に挑んだ。


卒業試験は試験官の指示通りに運転すること、学校の敷地内のコースで駐車を行うことの二つである。


ここで私は大きな勘違いをしていたことに気づく。

……勉強いらなかった。


その日は朝から雨だった。

自転車や歩行者はいなかった。

緊張し過ぎて教官からのアドバイスがふっとんだりしていた。

車庫入れの時に確認忘れてたり色々ダメな所があった。

これ不合格だよなぁと部屋に戻るのかなと沈んだ気持ちで結果を待った。


結果は合格だった。


嘘だろう!?

でもこれ以上延ばせないんだろうなと納得した。約1ヶ月は長いもんな……。(遠い目)


卒業証明書と若葉マークを貰う。

免許センターの持ち物や注意事項の用紙を配布されて説明を受ける。

N県はどうやらとても難しいらしい。

一緒に卒業試験を受けた二人は通いらしくよく勉強しておくようにと念を押されていた。


寮へ戻りお昼ご飯を食べる。

管理人から預かってもらっていた荷物を受け取った

「合格おめでとう!」

「ありがとうございます。お世話になりました。」

もう(ここ)に戻ることはないのだと思うと感慨深かいものがあった。


雨の降る中荷物と新幹線のチケットを受け取りN県をあとにした。

無事に卒業しました。

長かった!(自分のせいである)

卒業出来たのは教官や管理人さん等たくさんの方々のご指導やサポートがあってこそです。

しかしまだ免許は取れていません。

次回は免許センターで筆記試験に挑みます。

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