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オープニングその1

西暦2027年、7月_某日。


今我々が生きている世界が仮想現実の世界であると証明された。

その事実は世界の人々を混乱、絶望させ、人々や宗教団体の暴動や心中、テロ行為、ついには戦争にまで発展した。

それらが落ち着いた現在、仮想現実に関する考察やさまざまな実験が繰り広げられるようになった。


そして、世界で最も仮想現実の研究で実績を残したとされる科学者【ジョン=ヨハネス】は、

仮想現実のコアとされる【創造結晶:クリエイティブクリスタル】へアクセスすることに成功する。

しかし、彼は肝心なアクセス方法を秘匿にし、その後アクセスすることができた人物はジョンの死後一度も現れず、

そしてジョンは死に際に、『僕は創造結晶に少し手を加えた。この世界には刺激が少ないだろう。だから私は世界に確変をもたらすことにしたよ。ゲーム世界と現実世界。

一緒にしちゃえば面白くなるだろうねえ。』と言い残したという。


そして彼の死後、世界中のゲーム機器や携帯機器に【ゲーム起動アプリ:カグラ】と呼ばれるソフトがインストールされ、

世界中で、【ゲーム駆動領域:ゲームドライビングエリア】通称[ゲームエリア]が現れるようになる。

そして、発生するゲームを総称して【ゲームワールド】と呼ばれている。


世界のどこかの場所に現れるゲーム駆動領域と言われるエリア(実際に目で見えるわけでは無く、ゲームアプリでのみ存在を知ることができる。)の中に入り、

【カグラ】を起動して<ゲームを起動する>を押すことによってそのゲーム世界にアクセスでき、

自身の体はゲーム世界に送られることになり、スキル、能力値、アイテムなどを駆使してゲームをすることができる。

またわざわざその場所にいかなくともレアアイテムを使えば自宅からでもアクセスができる。


ゲームの中はまるで本物の世界のようになっており、食料、睡眠もゲーム内で済ましてしまえるため、ゲーム内に永住している人もいるくらいである。

ゲームによっても仕様はさまざまで、ゲーム内に入った瞬間にいきなり大自然に放り込まれたり、

はたまたゲームをすること自体が目的のため、無機質な部屋で待機してゲームの開始とともに戦場に送り込まれたり。



ゲーム世界で行えるゲームの種類はさまざまで、RPG、アクションゲーム、シミュレーションゲーム、スポーツゲームやレースゲームに至るまで、

ありとあらゆるゲームジャンルがあり、ルールや仕様もゲームごとに設定されていた。

また、ゲームエリアでは、対人で敵に勝利する、ゲームを攻略しボスを倒す、クエストをクリアする。などをこなすと報酬としてリアルマネーやアイテムがもらえる。

さらにゲーム内で獲得したアイテムや素材、食料などのほとんどは現実世界に持ち帰ることができる。


これにより、ゲーム内で手に入るアイテムが物流で大きな割合を持ち、また攻略風景を自由に閲覧できるため、エンターテイメントとしても人気があり、

いつしか世界はゲームワールドを中心に回るようになった。


そして、ゲーム総合規定協会が定めるゲームワールドでの功績、大会での優勝、高難易度ゲームの攻略、知名度などを元にしたランキング制度というものがあり、

それで上位になったものは否応なしに注目を浴び、それを踏み台に世界有数の資産家へ、芸能界への足掛かりとして、動画投稿サイトによるトップ配信者入りへ、などさまざまな可能性を見出すことができる。

ランキングの種類はさまざまで、個人自体の能力を推し量ったものやそれぞれのゲームの分野でランキングが用意されていた。



以上の理由により、こぞって人々はゲームワールドに入り浸り、ある者は切磋琢磨ランキングにのるために練習し、また優勝するために多くの時間を勉強に費やし、

多くの人々は単に娯楽としてゲームワールドを楽しみ、ある者はあるゲームエリアを独占し、そこでしか得ることのできないアイテムを売ることで財を築き、またある者はゲーム内の世界にすっかり取りつかれ、そこに永住し、またある者は新たなアイテムを見つけるために新出のゲームにいち早く挑戦したり。

まさにゲーム世界を中心に多種多様な生き方が生まれ、人口増加とあわせて非常に繁栄した様子を見せた。



そしてゲームワールドが出現してから約20年後。

3年間ランキング一位を独走し続け、その整った見た目や赤褐色の髪色から、アーサー王と呼ばれた男がいた。いわく彼はどんな高難易度のゲームでも一瞬で終わらせ、いわくどんな強敵も1撃で葬り、

いわくどのゲーム分野においても彼より秀でている者はいないと言われていた。


「28分52秒……もっと早くクリアできたな。てかあと何周すればいいんだか。」


【暗黒創造神の神殿】 最上階にて。

目の前には神々しく輝く玉座の間。かたわらには全長20メートルを越す真っ黒な2足歩行型のドラゴン。

そしてその横には白を基軸に金色の刺繍のなされた鎧。そしてそれを身につけるは恐ろしく容姿の整った少年の姿。


難易度SSS 危険度S 現実での死亡アリ 途中退場不可(ある条件を満たすと一定期間可) 【アルケリアの慟哭】RPG [ゲームクリア条件:次元の間のボスの討伐]


<挑戦条件:難易度SSを10回以上クリアまたはそれに準ずる条件を満たしている者> 


[報酬:2000万ドル]



世界に5箇所しかないと言われている難易度SSSのゲームワールドのうちの一つ、【アルケリアの慟哭】

いわくそこで入手できる資源は一つとっても効果が素晴らしく非常に貴重で、いわくクリア報酬も莫大で

1度クリアしただけでも巨万の富を築くことができ、クリアをするだけでも名を売ることができる。

しかし現在クリア人数は100人に満たず、無謀に挑戦した人々の多くの命が失われ、1度クリアできた者も2度以上繰り返し挑むことはまずない。

また、ゲームを始めてクリアするまでの平均期間は約1か月以上といわれている。


ちなみにゲーム自体には難易度というものが存在し、文字通りこれはゲーム自体の難しさを表すものである。難易度にはF~SSSSSまでがあり、実際はF~Aまでが一般的で、S以上の難易度は滅多に出現することはない。

余談だが、難易度はデジタルゲームでいうコンピュータとの戦いのあるゲームにつくもので、FPSなど対人をメインとするゲームにはつかなかったりする。

その代わりとなるのが危険度で、これはほとんどのゲームに適用されているもので、これはさまざまな要素が積み重なって危険度の度合いが設定されている。

しかし7割以上のゲームには難易度というものは存在するため、結構なゲームに当てはまるわけだが。


そんな超高難易度のゲームを平然とクリアし、そして何度も周回している人物がいた。


総合ランキング一位、知名度ランキング1位、女性人気ランキング1位、非公式ファンクラブ会員4億人、総合戦闘力ランキング1位

整った顔立ちに、赤褐色の髪色の後ろ髪と横髪を顎の位置あたりまで伸ばし、前髪を眉あたりまで伸ばし、ところどころハネ毛のようにはねている中背の男、【近江まさや】だった。


彼こそがアーサー王と呼ばれる人物で、まるで異世界の王子のような風貌である。

17歳という異様な若さでゲーム界の頂点に上り詰め、ゲーム攻略もさることながら対人戦でも華々しい功績を飾っていた。

たいていの分野で彼は1位を獲得し、あまり得意でない分野も20位以内には必ず入っている。

そしてそんな彼には老若男女問わずファンがおり、世界で最も名の売れた人物でもある。


アーサー王と呼ばれている彼だが、メディアやテレビには一切顔を出さず、SNSなどもしていないため顔と功績、攻略風景以外の素性は謎に包まれていた。

実際の姿は、引きこもりのただのゲーマーであった。


というのも彼は小学生のころから家に引きこもってゲームばかりしており、ついにゲームワールドに手を出してから今にいたるまでもゲームばかりしており、それ以外には興味すら起きないため、私生活はひどいものであった。

朝起きてアプリでゲームを起動し、夜頃戻ってカップ麺を食して寝る。これが彼の生活サイクルであった。



【今回の報酬です】

[SSSS_創造結晶:暗黒創造神の神殿(共)][SSS_スキル宝珠:重力魔法Lv.10(共)]

[SSS_<装備>暗黒創造神の眼帯(限)][SSS_暗黒創造神の忘れ刀:攻撃力748200(限)]etc...


「ふぅ、ようやく3つのうちの最後のレアアイテム出たな……いったい何百周したとおもってんだよ。」

アーサー王はクリア後、暗転する周囲に変わって表示されたポップを見て、ほっと息をはいた。


ゲームの難易度はF~SSSSSまであり、アイテムのレア度は難易度の表記と同じである。

そして、ここでいうレアアイテムとは、クリアした難易度の一個上のレア度のアイテムを指す。

ちなみに(共)とついているものは現実世界でも使えるもので、(限)はゲーム内でのみ使用できるアイテムである。


「はぁ……でも、5箇所の難易度SSSのゲームのレアアイテム全部集め終えたはいいが、なんかむなしいな……」


アーサーは、3つ存在するSSS難易度のレアアイテムを5か所ともすべて出し尽くした。

実際SSS自体クリアできたものはほんの一握りで、すべてのSSSをクリアした人物は1桁ほどしかいなかった。

そんな難易度の高いゲームを何回も1人でクリア、それも周回しているような人物は彼ぐらいしかいないだろう。

通常であればこういった高難易度のゲームはパーティを組んで挑んだりする。

集団で行うことになるゲームは非常に多いため、ゲーミングチームという特定の組織をつくって活動するところも多い。


そんな超高難易度のレアアイテムなど売れば国を動かせるほどの大金が手に入るし、すべて売れば世界を牛耳ることもできるかもしれない。

しかし彼がレアアイテムを集めている理由は単なる暇つぶしで、それ以上でもそれ以下でもなかった。


「はぁ...難易度SSS全部のレアアイテム集め終えたし、やることもねぇなぁ……」


いつの間にか自宅に戻った彼は、真っ白な鎧からヨレヨレのパジャマ姿になっており、真っ暗で狭い自室ベッドに寝転がり、天井をボーッと見ながらぼやいていた。

彼が住んでいるマンションは1LDKの普通のマンションの一室である。

彼ほどの実力であれば超高層マンションの全階を貸切ることなど朝飯前であるが、そんなことには目もくれなかった。

ゲームさえできればなんでもいい…それが彼のスタンスであった。


(まじでやることねぇ......下の難易度回ったところで大したアイテムないし面白みもねぇし......何のために生きてるんだろうな、おれ。)


ゲームにしか興味のそそられない彼からすればゲームは生命線。それすらやることが無くなれば、彼のやることなど何もなかった。


「彼女とかでも作れば、何か変わるんかねぇ…」


彼は小学校以来の引きこもりのため、親以外誰にも会わず引きこもってから17歳になる今まで友人すら作らなかった。

そんな彼のため彼女なんて作れるはずもなく、自分には関係のないものと割り切っていた。今言ったセリフはとある人物の話を思い出したからである。

そんな彼の金の使い道なぞ、親への仕送りか普通のゲーム機でやるゲームか貯金か……それぐらいしかなかった。

一度どこかに募金などをしたが、それ以降いろんな宗教や組織から寄付するようせがまれ、それ以降はやらないと心に誓った。


ベッドに寝転がって途方に暮れていた。

そのままベッドにごろんと2時間ほど横になっていたころ、彼の部屋にピピピっという着信音が響いた。

発信源は机の上に置いてある端末からだった。


彼はのっそりとベッドから起き上がり、その端末に手を伸ばした。

その画面には[ユータ]と表示されていた。

はぁ、とため息をつき、着信ボタンに手を伸ばし端末を耳に当てた。


『ようまさや!相変わらず出るのがおせぇな!』

「うるせぇ、端末をいじったりしねぇから出るのには時間かかるんだよ。」

『かー!まだそんなスマホとかつかってんのか!いい加減頭にチップ入れろや、いつでも好きな時に出れるから便利だぞ』

「いらん、デジゲーやるにしてもカグヤ使うにしてもスマホで十分だ。」

『はは、相変わらずゲームにしか興味を示さん奴だな!』


ケケケッと下品に笑う彼だが彼は立派なゲームプレーヤーである

【ユータ=チャーレック】

【ゲームチーム:NetGator】に所属している18歳の日本人と欧米系のハーフで、


総合ランキング3位 芸能人ゲーマー人気1位 YouTone登録者数3億人 女性人気ランキング2位、総合戦闘力ランキング3位


金髪のフェザーマッシュでモデルのように整った顔立ちをしている。

アーサーは友人ではないと言っているが、彼が親以外に唯一アーサーの連絡先を知る人物でもある。


『おまえさんまたやりやがったな!難易度SSSのレアアイテム入手!ニュースになってたぜ!攻略風景も動画に上がってたぞ』

「まぁ映像は自由に閲覧出来て転載の制限もかけてないしな。もうそのせいでやることなくなって暇なんだ」

『ククク、お前はほんとにゲーム以外に何も欲しねぇな。だったら女作れよ女!お前なら誰だってイチコロだろ』

「女なんてどうでもいい。俺はお前と違ってそんなことに興味がない」

『ハハハ、今晩は米国一の人気ハリウッド女優とディナーだぜ!うらやましいだろ!』

「フン」


こんな下品な彼だが、よくアーサーを気にかけてくれるため彼自身も彼にわずかだが気を許している。


「んで、今回連絡してきたのは冷やかしのためか?だったら切るぞ」

『いんや、今回は特別だ。お前にいいお知らせだ。どうせお前ニュースとかみてねぇだろ?』

「まぁな、終わってから寝転がってずっとボーッとしてた。」

『ハハ、お前らしい。てことで話すぞ。』


突然真面目な雰囲気になったため、眉をひそめて次の言葉を待つ。


『お前がSSSの攻略し終わった5時間前くらいにな、新たなゲームエリアが出現したんだよ。』

「ふむ、それがどうかしたのか?」

『出たんだよ、ほら、いままで一度も出たことない難易度だよ。』

「まさか…難易度SSSSS……か?」


そう、先ほど難易度F~SSSSSまでの難易度があると言っていたが、難易度SSSSSは存在こそしていれども一度も出現したことがない。

SSSSは今までで1度だけ期間限定で出現したことがあり、SSSは現在5つ常設のが確認されている。

さらに言うと数は30000ほどあり、今もなお増え続けているゲームエリアだが、

F~Aランクの出現確率が96%、Sランクの出現確率が3.5%、SSランクの出現確率が0.5%以下といった具合だ。


(ついに幻のSSSSSが出たのか…期待が膨らむな…)


彼は自然とほほが緩んだ。彼自身最近はめっきりゲームを楽しむことがなくなった。

それは彼にとって今現存しているゲームでは苦戦どころか戦ったという実感すらわかなくなってしまったためである。

RPG 対人ゲーム アクションゲームなどほとんどの分野で1位を独占している。

将棋、レースモノなど一部苦手としているものもあるが、それでも20位以上には位置していることがほとんど。

彼が心の底から苦手としているゲームの分野は、彼の知る限りでは2つだけである。


そして彼はつい先ほど惰性でやっていたすべてのSSSのレアアイテムを集め終え、やることが無くなってしまった。

そんな彼を狙い撃ちしたかのように降って沸いたこの案件。

彼にそれを無視する理由は無かった。


「そうか…そうか!教えてくれてあんがとな!」

『いや、そのことなんだが…』

「なんだ、あぶねぇから辞めとけってか」

『まぁ、えと、その通りだ……お前は知ってるか?昔1度だけ難易度SSSSが出た時のことをよ。

昔お前が1位になる前のやつらとかランキング上位のやつらがこぞって挑んで、全員生きて帰ってこなかった事実を。

その、お前がそいつらより劣っているとは一切思ってねぇぞ?お前ならSSSSでもきっと何食わぬ顔して帰ってくることだろう。

だが、今回は訳が違う。今まで一度も出てこなかったSSSSSで、SSSSよりも難易度がたけぇ。一切クリアできる保証がねぇんだ…

今回も現実世界の死亡アリで途中退場なしだ。今回ばかりはやめといたほうがいいと思うんだが……

ほら、お前はゲーム以外にやることがないって言っていたが、世の中にはゲーム以外にも楽しいことはあるんだぞ?

例えば、女を作ったりよ。金が有り余ってんだし、世界一周旅行とかもいいな。うまいもんとかもたくさんあるし、なんだったら俺もついていくぞ?

それにお前さんほどの金持ちなら買えねぇものもないだろうし、それに__』

「ユータ」


アーサーが彼の名前を呼ぶと、どうにかアーサーを引き留めようとしていた彼も口を閉ざした。


(ったく、義理堅いやつめ……)


「お前が俺のことを思って言ってるのは分かるし、お前の気持ちも重々わかる。それに素直にうれしいし。」

『……』

「でも、俺はゲーマーだ。俺はゲームをやることに生きがいを持っているし、ゲームが原因で死んでも文句はねぇよ。

それに勘違いしているようだが、俺は死ぬほど強いんだぞ?負けることなんて絶対ないから安心しろ。」


まぁもちろん確証なんてどこにもないが、ゲームをやって後悔することはないと胸を張って言える。

彼はことゲームに対する思い入れは誰よりも強かった。


『お前は俺にとっての恩人だ。本当は死ぬかもしれないとこに行かすのは嫌なんだがなぁ。まぁそうだよな!何かあったらすぐに言ってくれ。通話はつながるだろうしな。

ほんとはついて行ってやりたいが、あいにく条件を満たしてねぇからな。』

「気持ちだけ受け取っておくよ。恩人に関しては俺じゃないといっているだろう。いつぞやに世間を賑わせた()()()()()()()()だろ。俺ではない。」

『はん、そういうことにしておいてやるよ』


(あの時もちゃんと偽装してたのに、何でばれたんだろうな。)


「ま、俺の攻略風景でも見ててくれや。俺は無敵だからな。あっという間にクリアしてやるよ。」

『そうだな、せいぜい頑張りな!一時的にこっちに戻れるようになったら、顔会わせろよ。』

「おう、じゃあな」


そういってピッと通話終了ボタンを押して、そのままベッドに寝転んだ。


(あいつ、そんなに俺のこと考えてくれたんだな…これならおれの生い立ちや秘密も教えても良かったかもな。)



そんなことを思い一人笑みを浮かべながら、彼はそのまま目を閉じた。




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