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吐出口  作者: 鈴木
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落雷

 そういう時期なのだから仕方がないのだが、ここのところ、一日のうちに晴れと雨の両方がある日が連続している。

 明け方まで猛雨の音も凄まじく、朝、外へ出てみれば辺りはびしょ濡れ。なのに昼前、出掛ける頃には青空が見えて、舗装された道路なら乾いている。

 ところが帰宅して昼下がりになる頃にはまた暗雲が立ち込め、ゴロゴロと雷がなることもある。一気にザアァァ!と猛雨に見舞われ、しかし、それも長くは続かず、直ぐに止む。西には青空がもう一度見え、けれど日が暮れるまでには、またしつこく土砂降りの雨が叩きつけられたりもする。

 服装も、上着を増やしたり脱いだりと忙しない。もうそろそろ洗って仕舞おうと思っていた半纏を、昨日の朝は引っ掛ける羽目になった。それくらい肌寒かった。


 上で雷が鳴ったと書いたが、私の住んでいる辺りはここ数年、めっきり落雷が減ったと思う。

 鳴ることはそれなりにあっても大抵は遠く、だんだん音が近付いてきてるなぁ、と呑気に思っているうちに鳴らなくなってしまう。去年など、まともに鳴ったことあったっけ?と思い出せないくらいだ。

 その雷が、何年か前に一度だけ、凄まじい轟音と共に家のそばへ落ちたことがあった。幸い直撃はしなかったものの、というか、直撃しなかったのに、室内に被害があった。風呂の湯沸かし器が壊れたのだ。温度調節が出来なくなり、何度に設定しても常時高温の湯が蛇口やシャワーヘッドから出るという困った状態に。それと知らずにシャワーを浴びた時は驚いた。幸いいきなり火傷するような温度にならず、お湯を出しているとだんだん上がっていく状態だったので、途中で違和感に気付いて止めたが。

 よく、雷がなったらコンセントを抜けと言われているが、壁に直接取り付けられている湯沸し器はどうしようもないだろう。

 ごっそり取り替えることになって痛い出費だったと家族が嘆いていた。





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