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吐出口  作者: 鈴木
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今日は何の日?

 今日はやたらと市役所が混んでいた。市役所の駐車場が。

 ひっきりなしに車が進入しては、止める場所がなくて皆出て行く。

 私も駄目元で入ってはみたものの、やはり止められず、諦めて買い物を先に済ませることにした。

 三カ所の店に寄って、そろそろ空いていないものかと、もう一度市役所へ行ってみるが、やはり三つの駐車場の何処もいっぱい。

 それにしても、今日、何があってこんなに人が市役所に集中しているんだ?

 思い当たることがない。

 私は市役所ではなく、同じ敷地内にある図書館に用があるだけなのだ。

 今日でなければならないこともないのだが、リクエストした本が入ったと昨日連絡があり、折角、近くまで来たのにこのまま帰るのは惜しい気がして、五百メートル弱ほど離れた場所にある市営の駐車場に止めて歩くことにした。

 そこは一時間は無料なので懐は痛まない。ただ、この蒸し暑い時期に炎天下を歩くのはしんどく、皆、考えることは同じなのだろう、とてもすいていた。

 で、てくてく汗だくになりながら市役所へ着いてみれば…………一カ所、一台分だけ、駐車場が空いていた。

 …………………………………………………………そんなもんだよな。

 タイミングに見放されている己に生温い悲哀を感じつつ、図書館で本を借り、駐車場の空きスペースを横目にしながら、また蒸し暑い中を帰っていった。

 駐車場あるあるだよなあ、これ。今日(・・)に始まったことじゃない。





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