カビ
六月といえば梅雨。梅雨といえばカビ。
ということでカビの話。
何年か前、便秘対策の一環で干しイモを常食していた時期があり、大抵真空パックされたものを買っていた。購入するのは行きつけのスーパーが殆どだったが、ある時、月一回行くか行かないかという大型スーパーで気まぐれを起こして干しイモを買ってみた。保存はいつも通り、キッチンで常温。今までそれで支障なかった。
ところが。
一週間くらい後、ふと干しイモのパックを見てみると、内側にびっしりカビが生えているではないか。
消費期限はまだひと月もあった。未開封である。なんでだ。
安いからとまとめ買いまでしていたからダメージも大きかった。まま安物買いの銭失いだ。
いや、真空パックされているものが消費期限内にカビるとは思わないじゃないか。
―――その真空パックが、どうも甘かったのではないかと思う。というのも買った当初はぴしっとしまっていたパックが、カビが生えた時にはゆるゆるになっていたのだ。
重ねて言うが未開封である。何処も開けていなければ穴も開いていなかった。元々、きっちり閉じられていなかったのではないだろうか。同じ場所に置いてあった別のメーカーのものは無事だったのだから、もうそれが原因の一端ではあったのだろうとしか思えない。
あまり便秘改善の効果もなく(食べ過ぎると下痢になり、控えると改善せず、で丁度良い量を掴めなかった)、今は全く食べていないが、店頭で見かけるとどうしてもこの痛い経験を思い出してしまう。
カビで他に思い出すのは見切り品のプチトマト。
見切り品なので仕方がないのだろうが、それにしても食べるところのないものは潔く処分した方が良いと思う。
上記とはまた別のスーパーでのことで、値引きシールの張られたプチトマトのパックを見つけ、早速手に取ってみたら、なにやら底の色がおかしい。よくよく掲げて見てみれば、びっしりと青カビ?が生えている。矯めつ眇めつ尚確認してみれば、一見無事そうな上部のトマトにもカビがある。……流石に食べる部分のないものを値引きしてとはいえ売るのはどうなんだろう。
需要があるんだろうか。




