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吐出口  作者: 鈴木
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一応予定通り?

 昨日は朝は晴れて明るく、でも暑くもなく、で庭弄りには丁度いいと思い、昼食後にするつもりだった。

 直前に洗面台にパイプクリーナーを流し、三十分置く間に表の庭木の剪定でもしようと。

 ところが食べている最中に俄かに曇り出し、なんか真昼間なのに暗いなあ、と嫌な予感がしてふと思い出したのは一昨日見た天気予報。そういや午後降るようなこと言ってなかったっけ。いや、でも、まだ昼前だぞ。

 と無意味に記憶に突っ込んだところで天気には関係のない話で、二階の自室へ長柄バサミを取りに行き、廊下へ出たところで小窓の向こうが濡れていることに気付き、あーあと部屋へ逆戻り。

 諦めて重曹水の用意に切り替えた。

 未だに前の前の浄化槽の人の勧めを守ってやってますよ、パイプクリーナー使用直後のこれ。

 キッチンスケールを箱から出し、月曜に隣家から移動させておいた把手付き桶を載せて電源オン。

 水1L流すつもりでパッケージ裏の指示通り、50gを測る。

 なんだかバタバタしている間に三十分まで後十分程度になっていたのでリビングでテレビを観て五分だけ潰し、残り五分で桶に水を入れて使い捨てポリ手袋をした右手を突っ込んでひたすらぐるぐるぐるぐる掻き混ぜた。

 これが結構溶かし切るまでに時間がかかる、と経験上分かっていたので。

 透明になる頃には三十分を余裕で越え、濡れた桶の底を布巾で拭いて洗面所へ移動……の前に、一部はシンクにも流しておいた。まあ、気休めだ。

 そして、残りを洗面台に一気に流してリビングへ戻ると、おや、外が明るい。

 何とも都合良く雨はあっさり上がったようで、当初の予定通り部屋から長柄バサミを持って来て外へ出た。

 あの朱色の実の生っている灌木周りを減らした後は隣家のサザンカズを丸くしておいた。





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