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吐出口  作者: 鈴木
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勿体ない精神が珍しく(それもどうなんだ)有意義だった。

 よもや取っておいたアームバンドの片割れを使う日が来ようとは……(長嘆)。

 ……いや、自分でやらかしそうだと思ったから残しておいたんだが。

 やることがやることだけにやらかさないで済んだ方が断然良かったんだが。

 まあ、要は、また、アームバンドの片一方をなくしたのだ(嘆息)。

 半纏のポケットの同じ側に入れてしまってたからなあ。

 庭へ出た時、鍵と一緒に入れて(それなりの時間外にいる時は家に鍵を掛ける。隣家へ行く時だけとは限らない。……テレビで空き巣は五分もあれば(いやもっと短い?)盗んで出て来るようなことを言ってた覚えがあるんで)、家の中へ戻ろうとした際にうっかりアームバンドも "掴まずに" 出してしまったんだろう。そうして落とした。

 何度もやってるから(学習能力皆無)。

 それでもこれまでは直ぐに気付いて見付けられたんだが、今回はダメだった(嘆息)。

 何処を探してもない。

 てことで、もう年単位前?に一方を失くし、でもまたやるだろうなーとオフ用パソコンの上の箱に入れっぱなしにしてきたアームバンドの残りを思い出した。

 そっちはジーンズ地の紺で、直近で失くしたのは黒。……ちぐはぐだが誰に見せるわけでなし、問題ない。







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