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吐出口  作者: 鈴木
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蜘蛛の巣はねえ……ホントあっちにもこっちにも本体付きで(嘆息)【植物】

 今年は全滅か……?

 一昨日の朝、蜘蛛の巣取りに庭へ行ったら、まず表の庭でホトトギスに蕾がついていた。

 正直、それがホトトギスだとはこうして蕾が出来るまで懐疑的だった。

 記憶力?認識力?が低いから葉っぱだけだと今一自信が持てない。毎年のことなのに。

 その花茎は結構前からにゅうっという感じで草の間から飛び出してはいたんだが、如何せん蕾が全くなくて。というか、蕾がないままあそこまで伸びるもんだっけ?

 それが昨日、やっと先端に三つか四つ固まってついていて、ああやっぱりホトトギスかーと漸く納得。

 ただ、いつもはただのホトトギスより先に伸びて、なんならそっちが咲く前にとっとと咲いていたシロホトトギスの気配が全くない。

 割とあっちにもこっちにも芽を出すようになっていたと思うんだが、それがどっこにもない。

 うーん。

 何が問題だったんだろう?

 その後、横の庭へ行ったら…………いやー思いも掛けないものが蕾をつけていた。

 シュウカイドウだ。

 出掛ける時は必ず前を通る交差点の角の家の生垣?では随分前から満開で、でもウチのはもう絶望的だからなんとなく言及することなく今に至ったが、よもや今まで一度も咲いたことのない場所ですくすく育っていたとは。

 そのシュウカイドウも枝葉だけはまあ……ずっとあったんだろうなあ。でもホトトギスと一緒、いや、ホトトギスと違ってシュウカイドウの可能性なんてちらりとも考えなかったわ。

 穴だらけのフキの葉やマムシグサの葉、その他草の間から結構なサイズまで成長していたが、覚えがなければそんなもん。

 あと、その反対側では鉢の山トリカブトにも蕾が二つ……どころか一つはもう開き始めていた。

 全っ然、気付いていなかった……。

 草にばかり気を取られてまともに見て来なかったツケだな……。ああ、その手前のフシグロセンノウの存在感が強過ぎたのもあるかも。そっちにばかり目が行って背後が完全にアウトオブ眼中だった……。そのフシグロセンノウは完全に終わって、萎んだ蕾すら落ちてしまっていたから、今回は意識の向きようがなく自然と山トリカブトへ目が行ったんだろう。





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