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吐出口  作者: 鈴木
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トイレに絡むトラウマ話 【虫】

 私が子供の頃は大抵の家がまだ水洗トイレではなく、汲み取り式の所謂「ぼっとん便所」だった。

 私が住んでいた家は縦に穴の長い、上部に白い便座のあるトイレだったが、同じ地区に住んでいる同校生の家には、あまり厚みのない板を張った床の中央に穴が空けてあるだけのトイレもあった。

 その同校生と遊んでいた時だ。便意を催しトイレを貸してもらうことになった。その子の家のトイレがどのような状態にあるかも知らずに室内へ入っていった私は、うっかり穴の中を覗き込んでしまい、結構なトラウマを負った。

 そのトイレは底が浅く、用を足す上部からとても近い。そして、既に排泄物のいっぱいに溜まっていたそこには、視認出来る範囲全てに大量の白い蛆が蠢いていたのである。

 いや、これ、このまま用を足したら、絶対、蛆が跳ね返ってくるよね、と恐れた私はお尻を押さえながら這う這うの体で自宅へ帰り、漸くすっきりすることが出来た。

 申し訳ないが、その子の家のトイレには二度と近付かなかった。

 イモムシ系はやはりダメだ。





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