土産43
一昨日の午後、家族が「先に風呂入ってて」と言って出かけて行った。
このパターンの時は零時前後に帰宅するので、それより前に入ろう+髪を洗う必要があるから時間がかかる、で十時台に入った(髪だけじゃなく一旦出た後にも色々浴室に用があって家族を待たせることになってしまうから)。
それから髪を乾かして足指のテーピングをして目薬を点して、しかし家族はまだ帰ってこなかったのでそのまま寝てしまった。
そして夜明け前に起きて早過ぎる朝食を摂って一時間くらいパソコンを弄った後にまた寝て起きたら朝の七時台。
隣室から音が聞こえた気がしたので帰宅してたんだーと半覚醒でしつこく布団の中にいたら…………外から車の近付いてくる音が。
しかもウチの玄関前に入ったよう。
…………そ、空耳空耳…………。
寝ぼけていたしな(嘆息)。
それから数時間、昼食を摂りに階下へ降りると私の席の前にお菓子の箱が。
お土産だ。
ありがとー。
いきなりお菓子の箱と断言したのは、お土産=お菓子、の認識からじゃない。
見覚えのある箱だったからだ。
何年前だろう、一度買って来てくれたものだ。
ものなのだが。
残念ながら中身は思い出せなかった(苦笑)。
きっとおいしいものだっただろう。
しかしとにかく箱が印象深いものだったから、記憶容量がそっちに割かれてしまっていた。
外観が好みなのもさることながら箱のサイズが実に都合良く、未だに下の部分は小物を入れるケースとしてパソコンの横に積んである籠や箱の重ね置きの上に鎮座している。
それの裏を見れば中身の詳細が書かれたシールが貼り付けられているし、そもそもテーブルの上のをひっくり返せば直ぐにも分かることだったが、なんとなくどうせ食後に食べるのだからとお預けにして、先に昼食を摂った。
そして、また箱を残しておきたいからと止められているシールを綺麗に剥が……すのは無理だから、隙間にカッターナイフの刃を差し込んで切り離し、中身を取り出してみると…………フィナンシェだった。
そこで漸く箱裏確認。
バターフィナンシェと書かれていた。
フィナンシェなんていつ振り?
早速食べてみればやはりおいしかったー。
ところで。
最後に箱をひっくり返したところで漸く思い込みに気付いた。
箱の下側の裏にラベルはなかった……。
この菓子箱、蓋が横にスライドさせるタイプで、ラベルはその蓋の底を覆っている部分にあったのだ。
なのでパソコン横の下の箱裏にもなかったわ(嘆息)。




