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吐出口  作者: 鈴木
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剛毛

 スーパーの駐車場へ入ろうとしたら、何やら入口付近からもう渋滞していて進まない。外から見る限り、場内には結構空きがあって、前の方の車が止める場所に迷っているのだとしても、一、二台程度が前に進めなくなるほど、脇に抜けられる空間がないわけじゃない。

 待つしかないので大人しく前の車が動くのを待って、やっと駐車場内へ進入してみれば、入って直ぐの場所に、通路の片側を完全に塞ぐ形で止められている車があった。

 いや、もう、呆気。

 対向車があるから、そちらをやり過ごしてからでないと前に進めない。

 駐車場内のことだから駐禁とは言えないけれど、完全に迷惑駐車だろう。

 よくよく見れば、車の所有者らしき人物は、呑気に入口脇、車を止めている場所の正面にある宝くじ売り場で券を買っている。周りの目、入ってくる車の運転者の冷たい眼差しもどこ吹く風、まるで気にせず、販売員と談笑までしながらダラダラと買う券に迷っているのかロト6のマーキングでもしているのか、一向に車へ戻ってきて移動させる気配がない。

 心臓に剛毛でも生えていそうな図太さである。






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