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吐出口  作者: 鈴木
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ウグイス2

 数日前とは打って変わって、今日は一日中ウグイスが鳴いている。

 相変わらず明確に聞き分けられるのは「ホーホケキョッ」だけだが、高い声と低い声を交互くらいの頻度で発しているので、恋の鞘当てでもしているのか。

 低い声は警戒で高い声は求愛らしいから、縄張りに入ってきた他の雄と雌を取り合ってでもいるのだろう。数日前は高い声が主体で、余裕ぶってのんびり口説いていたら、ライバルの侵入を許してしまい形振り構わなくなっているとか? まあ、好き勝手な妄想だ。

 それにしても、以前にもまして「ホーホケキョッ」の声が大きい。昼間、人が出払ってひっそりとしている住宅地に響く響く。近場の林に移動してきたのか、別個体か。

 一日中といっても、唐突に「ホーホケキョッ」の声が聞こえなくなる瞬間があり、再度聞こえてくるまでの間は何をしているのだろうと思う。低い声も高い声も聞こえないのだから、ライバルも雌もいなくなってしまったのか。

 その後、再び聞こえてくる声は、縄張りの問題があるのでやはり同一個体なのだろうか。警戒対象も同じ? 求愛対象は?

 ぼんやり鳴き声に耳を傾けながら、そんな益体もない疑問で時間を潰している。






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