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吐出口  作者: 鈴木
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血圧計

 いつも行く大学病院には方々に血圧計がある(流石に上のレストラン階にはないが)。

 持病の進行を抑制する(治す、ではない。免疫異常の病気だから完治はない。一生もの)薬を注射してもらう時は、診察の前に血圧を測っておくことになっており、血液検査のない時は診察室そばの血圧計で済ませる。

 血液検査のある時は、別の棟にある検査室の近くの血圧計で、順番待ちをしている時間を有効活用して測っておく。血液検査は結果が出るまでに一時間近くかかるので診察の予約時間より早く来て済ませるのだが、検査開始時間(午前八時)に行くと大抵既に沢山の人がいて、二、三十分は待つのが当たり前だから、どうせその間は暇だ。血圧計はどの場所も結構、誰かしらが使っていることが多く、これまた順番待ちになるので出来る時にやっておくに限る。

 検査室そばの血圧計は何故か使用している人が滅多にいない為、検査待ちの間で充分、測れる。というか、時間が余りまくる。

 この血圧計、どうも認知度が低いようで、一度、診察前の問診で看護師に測定結果の記録紙を渡したら「え、これ、どこのですか?」と聞かれた(他の場所の血圧計とは機種が異なり、記録紙も違う)。看護師さんが知らないんかい、とは心の中でだけ突っ込んでおいた。場所を話したら「へええ」と感心?されてしまった。なんだかな。






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