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吐出口  作者: 鈴木
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枝豆

 行きつけのスーパーでナスを求めて冷凍のコーナーを流し見ていたら、ふと枝豆が目に留まり、四人目の王様ではないが何となく気が向いて買ってみた(ナスは品切れどころかスペースもなくなっていた。残念)。

 枝豆は前に食べたのがいつだったか思い出せないくらい久しぶりだ。

 特に忌避していたわけではなく、どちらかというと好きなのだが、如何せん生も冷凍も量が多く、多ければ値段もそれなりで、自分一人分だけとなるとなかなか手が出なかったのだ。それが、今日買ってきた冷凍はいつから入荷していたのか(一、二か月前にはなかった)一袋百二十グラム税込み百円で、量を食べない人間がたまで買うには実にお手軽だった。


 帰宅して早速電子レンジで温め、久方ぶりの味を堪能した。

 ……はいいんだが、途中でふと我に返って豆を取る手を止めた。

 冷凍枝豆に対するよく分からない信頼のもと、莢を口に当てて直接豆を口に入れていた。しかし、本当に大丈夫なのか? と昔の猜疑が復活したのだ。

 何を疑っているかって?

 勿論、虫、だ。

 何となく冷凍ものにはない気になっていたが、そうなんだろうか。

 母が生きていた頃はよく生の枝豆を茹でてくれたものだが、結構な確率で虫入りがあった。死んでいるものも生きているものも。それが分かっているから、食べる時は豆を皿に出して、よくよく安全を確認してからでないと口には入れられなかった(細長いあれがにょろっと出てきた時は……それだけ避けて普通に食べていたな)。


 気になったのでぐぐってみたら……やっぱり冷凍でも虫入りは有るらしい。

 まあ…………当たり前か。


 その書き込みでは食べられなくなったという意見も結構あったが、勿体ないので昔通り、残りは全部皿に出して確認してから食べた。






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