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吐出口  作者: 鈴木
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外干し 【虫】

 私はとにかく虫が苦手だ。その関係で、シーツや毛布、布団などの大物を外の物干し竿に干すことに抵抗がある。

 結構な確率で虫が付くからだ。

 羽虫くらいならいい。視覚的にもさほど抵抗はなく、払えば済む。

 だがイモムシは駄目だ。あれは正視出来ない上に洗濯し直さずにはいられなくなるからだ。

 干してある物は地面からそれなりに離れているのに、一体どうやって張り付くのか。

 庭木の枝から落ちて?風に飛ばされて?鳥にでも運ばれて?

 何にしても、大物の洗濯物を取り込む時はいつもイモムシやケムシがついていないかびくびくしながら確認している。それはもう入念に(小物は全部部屋干しである)。

 ばさばさと振っただけでは結構落ちないもので、くどいくらいに振ってから室内に持ち込んで、いざ畳もうとしてみればシーツの端にうぞうぞと蠢くイモムシが、なんてことは珍しくない。

 本当に勘弁して欲しい。


 乾燥機を買え、という忠告は何の役にも立たない。買えないから上記のありさまなのだ。


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