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吐出口  作者: 鈴木
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枯れる 【植物】

 夕方、隣家での用を済ませて帰ってきた時、ふと、すっかり枯れてしまった庭のホタルブクロを見て、種はどうなっているんだろうと近付いて探してみた。

 花の後には枯れた萼の部分だけが残っていて、ぱっと見には種らしきものが見当たらない。

 後でぐぐってみたら、どうも、その萼の跡だと思った部分が実で、崩すと中から平たくてやや長い種が複数出てくるらしい。


 庭ではホタルブクロには何もせず、すぐ別のものに関心が移っていた。

 ホタルブクロに紛れて、やはり枯れてしまっていたオトギリソウの茎が何やら妙な形をしていた。

 枯れたにしても、不自然に黒々とした葉柄だか花柄だかが垂れ下がっている。

 薄暗い中、立ったままでは地面近くのそれをはっきり視認することが出来ず、身を屈めて覗き込んでみたら、オトギリソウの一部だと思ったそれは(私の感覚では)随分と大きなトンボだった。何をするでもなく、足全部を一か所に寄せて、オトギリソウにぶら下がっている。

 サイズが気になり、広げた手を近付けても逃げない。

 真っ直ぐ左右に広げられた翅は大体、親指の先から中指と人差し指の間くらいまであり、後で定規で測ったら十センチ近くあった。

 ……翅の長さを測っても、種類を探す手掛かりにはならないのにな、我ながら何を考えていたのか、ぐぐってから体長って体の長さだったと、わけの分からない行動をした自分に呆れた。







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