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吐出口  作者: 鈴木
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プチ洪水

 大雨が降ると、ついつい、ベランダの様子を頻繁に確認してしまう。

 以前、夜通しの猛雨に見舞われた時、排水溝が枯れ葉で詰まっていることに気付かず、ベランダから室内へ水が溢れたことがあったのだ(格子のカバーの隙が広くて、枯れ葉が大量に積もると入り込んでしまう、ということに後になってから気付いた)。

 当たり前なのだろうが、ベランダの手摺りの格子の下部は、部屋のガラス戸の下部より高い位置にある。ベランダに水が溜まった場合、格子の間から流れ落ちるより先に室内へ流れ込んでしまう―――ということを、間抜けにも室内を水浸しにしてから知った。

 畳もフローリングも全濡れ。雑巾がけ→バケツに絞る、の繰り返しを延々と続け、手がヒリヒリと痛んで仕方がなかった。疲労が原因ではない。雨水に問題があったのではないかと思う。水道水で洗い流せば治まった(この日の数日前に、何処かの化学工場が燃えに燃えて、盛大に如何にも有害そうな黒煙を大量放出していたことが関係しているかは分からない)。

 溢れた水は二階だけに(とど)まらず、一階にも壁伝いに流れ落ち、壁紙が剥がれる、染みになる、カビが生える等の被害が出た。

 以来、大雨が降ると不安でベランダを確かめずにはいられない。排水溝のチェックは定期的に行っていても、特に秋は気付かないうちに、ということがありそうで気が気じゃない。




 今現在、豪雨中でとても眠れない。ベランダが気になって。

 時期的に枯れ葉はないが、気になるものは気になる。






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