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魔王として1000年生きた俺は生まれ変わって人になった  作者: かな
人族になったら、神の使いでした
3/4

恋は世界を破滅させるようです

前回に引き続きレイト視点です。


やっとレイトはギフトを貰えるようです。

世界が滅びる原因を聞いたところ……


「簡単に言えば元勇者に嫌われた勇者が邪神に憑かれるんだ。」


は?


「ふざけてるんですか?」


「ふざけてないのはお前が1番わかってるだろ。」


「冗談です。だから僕を呼んだんでしょう?」


「手間暇かけて作った世界だからな。他のやつと違って俺は世界を大切にしてるんだ。」


「ほかの神様は大切にしてないんですか?」


「そうゆう奴が多いってだけだ。作るだけ作って忘れてろくに管理もせずに壊れていく。いつくもそんな世界を見てきた。あいつらみたいにはなりたくないんだよ。それだけだ。」


「分かりました。それで僕は何をすればいいんですか?」


「そこだな。まずは俺と話す方法だ。ひとつは教会で祈ること。これが一番簡単だ。俺の姿をした像に神力を流してあるからすぐ繋がる。もう一つの方法は少しめんどくさい。まずこの箱に魔力を注ぎ込み、この鍵を使って箱の中に異空間を作ればいい。あとは俺がそこに行く。」


「なるほど。分かりました。」


「じゃあこの箱と鍵は渡しておくな。」


ん?手に載せたら消えた?いや……沈んで行った?


「……どうゆうことですか?」


「ただの盗難防止だよ。お前の中にあるっていうだけだ。念じれば出てくる。これで話はいつでも出来るな。質問はあるか?」


「いいえ。大丈夫です。」


「ならギフトだな。何がいい?」


「決めていいんですか?」


「なにかあるのか?」


「もちろん!やりたい事や気になっていること。会いたい人もいます。」


「そうなのか。で、どんなのがいいんだ?」


「そうですね……この体は前世の体よりも魔法適性が高いですし、運動神経もいいです。となるとあとは自分で鍛えるのみです。」


「そうだな。となると……やはり物か?」


「そうなりますね。無難に剣とかですか?」


「人族は学園という所で、魔力を練り込むと自分の思いどうりに動くようになる石で武器を作るぞ?効果もちゃんとあるみたいだしな。魔族のギフトには劣るらしいがな。」


「それなら他のものの方がいいですね。」


「魔道具は人族の世界では発展してないからそれを作り出す力とかにするか?」


なんか違うんだよなぁ。

必要なものが足りてないというような……。

あ!


「前世の俺が持っていた魔眼をください。」


「それでもいいが、あの魔眼はギフトにはならないぞ?元々渡すつもりだったし、この場所に来た時点でもってるぞ?ほい鏡。」


魔眼が一瞬きらりを光った。


「いつの間に……」


「ついでに能力の追加もしておいた。お前の魔眼で見ている景色を俺も見られるようになっている事への謝罪だと思ってくれ。」


「追加された能力はなんですか?」


「元々はお前に渡したギフトが進化して魔眼になったんだ。お前は気づいてなかったけどな。元々の魔眼の名前は先見の魔眼。豊富な知識を持ったことである程度の未来を予測できるというものだったな?追加された能力は絶対記憶と魔力視。便利だろ?」


「……ギフトどしようか。なんかもうおまかせします。」


「なら、【達人】とかでいいか?」


「それってチートですよね?」


「そうか?じゃあ【強化】とか?」


「強化?……じゃあそれでお願いします。」


「決定だな。さて、なんかあれば箱が勝手に出てくるから。じゃあな。」

強化 “自分の”がつけばなんでも強化出来る。

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