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prologue

初めまして~♪ LAR(ラー)といいます。処女作“二人(ににい)二声(にせい)之影(のかげ)Ⅰ”はじめま~す♪


例えば、目の前にオカルトめいた出来事が起こった時、それをオカルトと思うか?あるいは、それを自分がよほど疲れている、幻覚だと言い切ってしまうか?他者の考えなど聞かない。

たとえオカルト、まやかしと言われようと、今目の前に“それは”見えているのだから


時刻は22時36分 現代の人々からだと夜中と言われていた時間だ。

時は2324年 人類は核を再び手に取り、地球の環境は想像を遥かに超える程に汚染されていた。

そこで人類は生活圏を宇宙へと移し、今現在この地球に生息しているのは、皆、人の姿をした人ならざるものだけだった。

見かけはあくまで人の姿である。人の生活を装って地球外からの侵入者を防ぐ役割と表して…

しかし地球人から見た彼らの本当の人ならざるべき姿とは、彼らは自分自身で火を、水を、風を、植物を、あらゆる物質を操る力を持っていたことだ。

地球人が生活圏を移したのは彼等の出現が原因かもしれない。

しかし今更そんなことは、分かりもしない。最早この地球に地球人は残ってやしないのだ。確かめようもない。

そして同時にそんなことを気にかけるほどの余裕は今はないのかもしれない。

地球を脅かす存在が現れた。

人間が居ないことをいいことに侵略者が地球に降り立った。

侵略者は地球に生活する彼等をみて同族だと認識する。なぜなら侵略者も彼等と同じ人ならざるべき姿をし、物質を操っていたからだ。同盟と表して異人を意味させるべく、彼等と侵略者は自分達を能力者と呼称した。

しかし双方、仲間意識を持たない者は存在した。

お人好しと行動はできない。そんな考えを持つ者達は宇宙に再び戻り混合した能力者達に自分達をコンプレクシティと名づけ宣戦布告した。

能力者側はコンプレクシティに対抗すべく地球能力対抗防衛軍を結成

何十年、何百年と未だに交戦を続けている中、地球にある名家が手を貸した。

干渉を拒否し続けてきたラー家だった。

名家と言われる理由は能力の力が他を圧倒し、彼等からみれば人ならざる者たちが地球人のような位になるほどだったからである。

ラー家が協力した事により戦線は一気に押し詰め、地球側が勝鬨を上げるかと思われたが、突如ラー家の間で裏切りが発生し、大半の一族がその中で死亡。地球軍も鎮圧に参加したために兵力の大半を失ってしまった。

生き残ったラー家達は同意できない者を地球から追放し、地球軍の前線に少数ほど参加した。

いくつかの都市が侵略され、ラー家と地球軍とが連携して攻略している最中、一通の非常連絡があるラー家の人物に渡されたのだった。



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