15話:はぁ、めっちゃスッキリした!(スザク視点)
とある休みの日。
俺は所属してるライバー事務所の待合室にあるソファに寝転んでいた。今日は社長に呼び出されたんだ。ちなみに何の用事かは聞いてない。
「はは、めっちゃおもしれー!」
だけど俺は社長と会う時間よりも早くに到着してしまったので、俺はスマホで動画を楽しく見ながら社長の到着を待っていく事にした。
ちなみに俺が今何の動画を見ているのかと言えば、それはもちろんあのユウチャンネルとかいうクソガキの動画だ。
俺はあの日に“9ちゃんねる”の掲示板でユウチャンネルを燃やそうっていうコメントを何度も書き込んでいったんだ。
その成果もあってアイツのチャンネルは荒れに荒れ放題。誹謗中傷のコメントで埋め尽くされていった。たったの一日であのクソガキのチャンネルは大炎上していってくれた。
そして今回の大炎上をモロに食らってアイツはクソ程病んだようで、今回の動画投稿をもってアイツは動画活動や配信活動から完全に引退するらしい。
という事で俺はそんなアイツの最後の動画である引退動画を視聴していたんだけど、終始ずっとガチ泣きしながら引退発表をしてたので最高に面白い動画だった。
というかマジで精神的にかなりダメージが入っているのがよくわかってめっちゃ面白い動画だったな。いやマジでこんなの快感すぎるわー。
よし、それじゃあ……。
『ガチ泣きしてるやんwww こんなクソザコメンタルで動画活動してたとかマジで才能ないゴミクズだな!! 二度と動画界隈に戻ってくんじゃねぇぞ! タヒね!!』
「はは、これで良しと!」
俺は適当な名前でサブアカを作ってユウチャンネルの引退動画にそんなコメントを打っていった。はは、超気持ち良いぜ!
「あはは! あー、マジで面白かったー!」
「……? どうした? 何を笑ってんだ?」
「んー? って、あぁ、社長。お疲れっすー」
俺はスマホを見ながらケラケラと笑っていると急に後ろから声がかけられた。なので後ろを振り返ってみると、そこには事務所の社長が立っていた。
「あぁ、お疲れさま、スザク。もしかして待たせてしまったか?」
「あはは、大丈夫っすよ。面白い動画を見てて時間潰せてたんで。それで? 俺に用事って何ですか社長?」
「ふむ、それなら良かった。それじゃあ早速本題なんだが……お前、木崎雪花というアマチュアのダンジョンライバーを知ってるか?」
「木崎雪花? 女のダンジョンライバー? うーん……って、あ」
木崎雪花という名前はもちろん聞き覚えがあった。というかつい先週にオフパコした女だ。めっちゃおっぱいの大きくて地雷系ファッションを着てた子だったな。
雪花は最近冒険者になったらしく、さらにはダンジョンライバーになりたいという夢を持った子だった。だからその件で冒険者&配信者の先輩という事で俺のSNSにDMを送ってきてくれたんだ。
内容としては“どうやったら冒険者として成長出来るか、それとダンジョンライバーとして成功するためにはどうしたら良いか?”という二つの質問を俺に送ってきてくれたんだ。
最初はめんどくせぇDMだなって思ったんだけど、でも雪花のプロフ写真がめっちゃ可愛い黒髪パッツン美少女だったので、これは会うしかないと思って速攻で相談に乗ってあげる事にしたんだ。
という事でその木崎雪花とはつい先週にリアルで会ってみて、そのまますぐにラブホに向かってそこで雪花の悩み相談に10分くらい乗ってあげたんだ。そしてその後の12時間くらい雪花と楽しく二人きりでオフパコしていったんだ。
まぁ地雷系ファッションを着てやって来たから若干メンヘラっぽい雰囲気はあったんだけど、でもおっぱい大きくて身体つきめっちゃエロかったから会った事には満足してる。あれはマジで良い女だったなー。
「あー、はいはい、知ってますよー! あのめっちゃエロい女っすよね?」
「エロい女って……お前、その女性を食ったのか?」
「はい、もちろん食いましたよ。めっちゃデカいおっぱいだったんで出会って速攻でオフパコしたっすよー。あはは、めっちゃ気持ち良かったっすわー」
「……はぁ、お前というやつは……」
俺がケラケラと笑っていると社長はため息を付きながら頭を手で押さえ始めていった。
「ぷはは、別に良いじゃないっすか、社長ー。お互いに合意してのオフパコなんだから別に犯罪とかじゃないっすよー? それで? その雪花ちゃんがどうしたんすかー?」
「はぁ、全く……それで話に戻るんだが、その雪花さんが今日の朝にこの事務所にやって来たんだ。それで“スザクが推薦してくれたはずだから私をライバーとして雇え!”って凄い大きな声でそんな事を要求してきたんだよ……」
「あはは、なんだそれー。って、あ、でもそういえば……」
そう言えばオフパコしてる時に雪花がフェラは嫌だって言ってきたから、フェラしてくれたら俺の事務所に入れるように社長に伝えとくって言ったんだっけ。
そして俺がそう言ったら雪花は嬉しそうに俺のチンポを加え始めていったんだっけ。そういやすっかり忘れてたわ。それにしてもめっちゃ気持ち良かったなー。
「あー、ごめん。そういや俺、オフパコしてる時に社長に話つけとくみたいな事言った気がするわー。あはは、マジでごめん、社長ー」
「は、はぁ? いや全然笑いごとじゃないからな! お前のせいで今朝の事務所は凄く大変だったんだからな。全く……」
「あはは、それはマジでごめんって、社長ー。それで? 雪花ちゃんはどうしたの? 事務所に採用されたの?」
「いや、一応面接はさせて貰ったが、新人冒険者を事務所で採用するのは厳しいから今回は不採用にさせて貰ったよ。途中何度も“スザクに騙された!嘘つき!”って散々と泣きわめかれてしまったが……まぁ私の方で何とか懇切丁寧に話をして丁重にお引き取り頂いたよ」
「うわー、それは災難だったな、社長ー。マジでご愁傷様だなー」
「お前のせいだろ。はぁ、全く……という事でちゃんとその雪花さんへのアフターケアはお前がしっかりとしとけよ。お前の軽い発言のせいで雪花さんを傷つけたんだからな?」
「はいはい、りょーかい。それじゃあ今度また雪花ちゃんとオフパコする時にアフターケアしときますよ」
「はぁ、お前な……いつか刺される事になっても知らないからな……」
「あはは、大丈夫大丈夫。だって俺って冒険者ランクBもあるんですよ? そこら辺のメンヘラ女に刺されたくらいじゃビクともしないっすよー。あはは!」
俺は社長の苦言に対して笑いながらそう返していった。そもそも俺は富も名声も持ってる冒険者かつダンジョンライバーなんだぜ?
そんな有名冒険者の俺とオフパコ出来るんだから女側としても嬉しい事だよな? はは、だから早く人気ダンジョンライバーのルリちゃんともオフパコしていきたいぜ!