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いじめ殺し~始まりの物語~  作者: 野うさぎ
番外編 プロローグ
20/86

第6話

 この猫は最強になると思う。

 人間に対する憎悪が強いから。

 とにかく、妹を守るという条件に仲間になってもらっている。


 キャットフードとか与えれば、ピーもナッツも喜んだ。

 ピーは「うめえ、うめえ」と言いながら食べていた。


 ピーは普段は生前と同じ猫の姿をしているけど、大きさは変えられるみたいだし、いじめ殺しとなったため、人間と同じように話せる。


「リスナー、なせピーをいじめ殺しにしたの?」

「強い憎悪を感じたし、最強になれると思って」

「無計画ないじめ殺しに採用すれば、どうなるかわかってる?」

「世の中がおかしくなる。と」

「みんながみんな、正当ないじめ殺しをしてくれるわけではないの」


 そう、私もリスナーにいじめ殺しにされたんだ。 

 いじめ殺しになるつもりはなかったけど、リスナーの即答な判断によって、気がついたらなっていた。


 いじめ殺し。

 その数を繁殖しているのは妖精だけど、採用基準はその妖精によって違うらしいけど、リスナーみたく直感で選んでいる生物もいる。

 リスナーはそれで失敗したとしても、失敗を忘れて、また同じことを繰り返すから、いじめ殺しの監督者向いていない気がするけど、魔王様はそもそも何で、こんなやつを選んだんだか。

 

 ピー

 三毛猫の姿をしたいじめ殺し。

 ナッツという名の妹がいて、妹とは双子らしい。

 猫の話していることも、人間の話していることもわかるみたい。

 飼われた時から、虐待を受けていたと聞いた。


 一応、ピーもナッツも家に住ませた。

 ニュースでは、夫婦の死亡事件が話題になっていた。

 

 リスナーがピーに向かって、褒めていた。

「初めての割りにはよくやってくれた。

君はいじめ殺しの才能がある」

「これ、私たちが疑われそうじゃない?」

「気にすんな。 隣の県の話だから」

「何かあったら引っ越せるけど、これも時間の問題かな」


 私は賃貸マンションで何かあったら引っ越せるし、学校は海外の通信制の学校だから、学校生活に影響が出ることもそんなにないとは思ってる。

 私は日本が好きでもないし、海外で友達を作ってりもしていた。

 そして、私は養子なので、本当の親については私は知っていても、世間には知られていない。

 戸籍上は実子になっているから。


 異世界にピーを連れていき、いじめ狩りでもさせておこうと思っていた。

 ピーはいじめ殺しの中でも強いとオーラでわかる。

 いじめ殺しの強さは、いろんな要因が含まれているが、その中のひとつが憎悪の強さで、いじめに対する憎悪が強ければ、当然いじめ殺しとしても強くなれる。

 ピーは包丁で刺し殺されたということで、長い尻尾が剣の変わりとなる。

 

 いじめ殺しには二パターンあって、生きたままいじめ殺しとしての契約をすることと、死んでいじめ殺しとして転生するパターンがある。

 後者の場合は、その死に方によって技の系統が変わってくる。

 刺されて死んだ場合は、剣の使い手となることが多い。

 銃殺なら銃とか、水没なら水属性となるとか。


 ピーは生前は辛かったのだから、いじめ殺しとして復活しても、残りの人生を満喫させてあげることができればいいかなと思っている。


 私は生きたままの契約なので、また話が違ってくるので、これは別の機会に話そうと思う。

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