霊能者黒木11
part11
「このカードに書かれてる名前…見たことあるな」
黒木ちゃんが拾ったカード入れには保険証だけが入っており、その保険証にはなんと
「秋田舞…どっかで見たことがあるような名前なんだよなー」
私の名前が書かれていた
part12
「え⁉︎なんで私の保険証がそんなところにあるの⁉︎」
慌てて確認したところ、確かに財布から保険証がなくなっている。しかしこの様子だとまるで
「これお前の保険証なの?お前が安石を刺したの?」
私が犯人みたいになっちゃうじゃないか!
「違う!やってない!」
「犯人はみんなそう言うよな」
「違うって!そもそも安石が刺された時に、黒木ちゃんは一緒にいたじゃん!」
「あ、確かに」
そう、黒木ちゃんだけは私の無実を証明してくれるはずなのだ
「じゃあなんでこんなところにお前の保険証があるんだ…?これだと警察が俺たちより先に来てた時に、お前が犯人だと思っちゃうよな?」
「うん…多分私たちは何か勘違いをしているんだよ」
全体を通してこの事件には最初から、何か違和感のようなものがあった、誰かに仕組まれているような、そんな違和感が
「とりあえずこの保険証はお前に渡しとくぞ」
「都合の悪い証拠を隠滅することも、探偵の特権だよね」




