表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒木s  作者: ちのの
14/20

霊能者黒木9

part 9


「まずいよまずい!話し込んでて完全に見逃しちゃった奴だよこれ!」

「あの聞き覚えのある悲鳴…確実に安石だ!数日で二度も刺されるってどんだけ嫌われてたんだよあいつ!」


しかし、このポンコツ二人組の包囲網を突破したとはいえ、病室には流石に警官が待機している筈なのだが…


「205病室、安石二郎…ここだ!」


病院内を走り回り、やっとこさ安岳の病室を見つけて入ると、そこには警官の代わりに大勢の医師たちが詰めかけていた。


「何!見物に来ただけなら邪魔だからどいて!今すっごく忙しいんだから!」

「俺たちは別に遊びに来たわけじゃねえんだよ!探偵業と言う立派な仕事を…」


医師の真っ当な発言に食いついて反論しようとしている黒木ちゃんを必死で宥めながら病室から離れた。流石にこの状況だと探偵業より医師の方が必要なのは明らかだ


「何で止めるんだよ!安石が生きてるうちにこのリストを見せて犯人を突き止めないといけねえのに!」

「安石さんが犯人を見ているとは限らないし、あの修羅場で横槍は入れられないよ…応急処置が済んだら即治療室に運ばれちゃうんじゃないかな」

「だったら尚更安石を引き止めなきゃだろ!」

「鬼畜すぎない?それよりさ」


安石さんは病室から引き離される、当然医師たちもそれについていくのだろう、そうなれば私たちポンコツ探偵が今漁るべきなのは


「安石さんの病室を見てみようよ、手がかりが残されてるかもしれない、これが今打てる最高の一手だよ」


そんな冷静かつ頭脳明晰な私の冴えた判断に対して


「いや、今俺たちがすべきことはまず警察への連絡だろ」


黒木ちゃんはそんな冷めた言葉を浴びせるのだった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ