表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ガルドス戦記  作者: 宿屋の店主
第二章~アルダ王国へ、そして魔法使いとの出会い~
8/26

野宿

夜は焚き火をして、川で釣った魚を皆でたべた。釣りっていうのはこんなに楽しいということも知った。

そして、その魚はたべたことのない魚だった。にゅるっとした歯ごたえで味はまずまずだ。薄暗い灯りのなかでみんなで話を始めた。


エレンは「見習いのトントといったか、アルダの民衆は今どうなっているんだ?」と聞いた。

「民衆の方々は逃げていきました。残っているのは内乱を起こした人たちだけでしょう。僕の家族は戦いに巻き込まれて死んでしまいました…」

「悪いこと聞いちまったな、トントはこれからどうすんだ?」

「行くあてがありません、また違う国に移り住むつもりです。」

「それなら、ぼくらと一緒に来ないかい?ちょうど、魔法使いを仲間に入れたいと思ってたんだ!」と僕は誘ったけれど、彼は曖昧にはいと言っただけだった。


そういえば、聞きたいことがあるんだった、トントは見習いなので異世界からの帰り方はわかっていなそうだ。でも、聞いてみよう。


「トント、僕はね、違う世界からここに来てしまったんだけど、なにかそれについて知ってないかい?」

「似た話を聞いたことがあります、魔法学校で聞いたことなんですが…」と彼が話かけた瞬間、エレンが「待て、静かにしろ!」と言った。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ