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薬売りと酒場
マルクの旅の準備も整って、エレンは市場で薬を売りに行ったらしい、そこでマルクはエレンが薬売りであることを知った。薬売りなら旅にはいても損はないし、あらゆるところに行けるのだ。
エレンが市場から帰ってくると、二人は酒場に行くことにした。なぜなら、酒場は魔法使いに関する情報もあるだろうとのことだ。
酒場は昼間なのに宴会騒ぎで、マルクはこんなところ来たこともないので少し不安になった。だが、エレンが
「はは、びびってんのかい?まぁ、気楽にしなよ。」と
既に酒に酔って笑いながら言っている。
そこにはマルクらの他にも旅人たちもいて、エレンは色々な人たちと話している。
エレンは「魔法使いはここの国にはいないらしい、これから長旅になるぞ、マルク!」とカラッと笑って言った。マルクはこれからの旅を思うと少し不安だけどわくわくせずにはいられなかった。




