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市場とエレンからのプレゼント
マルクはエレンとともにガルドス王国の門をくぐり市場を見渡した。本に出てきそうな市場と街並みだなぁとマルクは感じた。そこには、エレンのように人のような動物達にあふれていた、なかにはマルクと同じ人間もいてほっとした彼であった。
市場には、見たことのないフルーツ、野菜や肉などの食材がところ狭しと並べられているおり、香ばしい香りもすれば変な匂いもする。それらに気をとられていると、「おうい、何やってんだ。こっちに来いよ!」とエレンが呼んでいる。彼は道具屋の前にいるようだ、そこへいくと彼はマルクに剣と防具など旅の必需品を揃えてくれていた。
それらは家にあるものほど高価ではないけれど、マルクは心がほっこりと温かくなるのを感じた。