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気さくな猫
目の前がはっきりしてきた。マルクはなにか馬車みたいなものに乗って、グーもそばにいる。何か声がする、はっきり聞こえなくて聞こえてきた方向を見るとまたきをうしなってしまった。
グーが吠えている。そして、はっとマルクは目をさます。
「大丈夫か?腹減ってんのか?」と気さくに話し掛けてくるのは猫の顔をし、人間のように手足を使いこなしている猫だ!
「 なんか井戸を見ていたら、光りに包まれてそれから…」マルクは今どこにいるのかを知ろうとして「ここは何処ですか?」とその猫に聞いた。
「ふつう、ここにいてどこだかわからないなんて笑いものだね。」と猫は言う。続けて、「ここは、ガルドス王国だよ、あまり強くはないけど経済がうるおっているからね。おっと、それから俺はエレンっいうんだよろしくな!」とエレンは言った。